基本情報
内容詳細
大日本帝国陸海軍の将校・下士官兵は戦後に何を語り残したのか?戦後も陸軍はヤマタノオロチで、海軍は双頭の蛇の組織構造だったこと、瀬島龍三が報告を握りつぶした話が漏れた経緯に、松井石根の「陣中日記」改竄をつきとめた舞台裏をはじめ、陸海軍の秘話が明かされる。そして、日本軍の文書改竄問題から、証言者なき時代にどう史資料と向き合うかに至るまで、直に証言を聞いてきた二人が語りつくす!!
目次 : 序章 帝国軍人との出会い/ 第1章 作戦系と情報系―陸軍編1/ 第2章 陸軍はヤマタノオロチ―陸軍編2/ 第3章 連合艦隊と軍令部―海軍編1/ 第4章 海軍は双頭の蛇―海軍編2/ 第5章 日本軍の文書改竄―史料篇1/ 終章 公文書、私文書、オーラルヒストリー―史料編2
【著者紹介】
戸〓一成 : 呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長。日本海軍史研究家。1948年、宮崎県生まれ。多摩美術大学美術学部卒業。(財)史料調査会の司書として、海軍反省会にも関わり、特に海軍の将校・下士官兵の証言を数多く聞いてきた。92年に理事就任。99年、厚生省(現厚生労働省)所管「昭和館」図書情報部長就任。2005年より現職。19年、『“証言録”海軍反省会』(PHP研究所)全11巻の業績により第67回菊池寛賞を受賞
大木毅 : 現代史家。1961年東京都生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営専門委員、陸上自衛隊幹部学校(現陸上自衛隊教育訓練研究本部)講師等を経て、現在著述業。雑誌『歴史と人物』(中央公論社)の編集に携わり、多くの旧帝国軍人の将校・下士官兵らに取材し、証言を聞いてきた。『独ソ戦』(岩波新書)で新書大賞2020大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
skunk_c さん
読了日:2021/12/29
樋口佳之 さん
読了日:2020/07/17
蜻蛉切 さん
読了日:2020/07/19
CTC さん
読了日:2020/07/17
さきん さん
読了日:2025/11/05
(外部サイト)に移動します
哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報
-
大河ドラマ『どうする家康』関連商品特集 2023年の大河ドラマ第62作はスピード感あふれる波瀾万丈の戦国エンターテインメント!徳川家康の生涯を新たな視点で描... |2023年09月27日 (水) 10:00
-
池上彰,佐藤優 対談シリーズ『黎明 日本左翼史 左派の誕生と弾圧・転向... 階級を生んだ松方デフレ、大逆事件の衝撃、弾圧と知識人の「転向」。日本左翼の原点とは何だったのか?シリーズ累計13万部... |2023年06月14日 (水) 00:00
-
アン ミカの新しいスタイルの人生トリセツBOOKが誕生!『Let’s ... 令和版「ええじゃないか」爆誕!【書籍購入者だけがいち早く聴いて歌って踊れる♪アンミカ オリジナルMusic Vide... |2023年06月05日 (月) 16:00
-
新書大賞2023 大賞『現代思想入門』 無限の反省から抜け出し、個別の問題に有限に取り組む。大きな謎に悩むよりも、人生の世俗的な深さを生きる…現代思想の真髄... |2023年06月01日 (木) 10:00
-
磯田道史『日本史を暴く』中公新書 知っているつもりの日本史も史料をもとに読みなおせば、新たな面が見えてくる。戦国、江戸、幕末の驚きの真相が満載。忍者や... |2022年12月27日 (火) 00:00
-
【緊急出版】エリザベス女王 写真で振り返る、国家に捧げた生涯 9月29... 1952年から70年にわたり、女王として君臨し、公私にわたって数々の話題を振りまきながら、96歳で亡くなるまで、英国... |2022年09月16日 (金) 14:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・







