ハイデガー存在と時間 まんが!100分de名著

戸谷洋志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594094287
ISBN 10 : 4594094287
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
160p;19

内容詳細

みんなに同調しない“本来の生き方”を考える!

目次 : 第1章 私たちは同調しながら生きている/ 第2章 いつの間にか加害者に…/ 第3章 「本来的な生き方」を取り戻す!/ 第4章 「責任の本質」とは?

【著者紹介】
戸谷洋志 : 1988年、東京都生まれ。関西外国語大学准教授。法政大学文学部哲学科卒業、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 本詠み人 さん

    難解だと有名な哲学書をマンガ&解説で分かりやすく解説した書。ハイデガーの語る「他人に迎合して自分でものを考えない」姿勢は、確かに自分を失くす。だからと言って、孤独であることが自分の姿を明らかにするとは私も思えない。ハンナ・アーレントが批判したように、人は人の中に居ることでしか自らと他者の違いを気づけないから、私も人は他者の中に居なければならないと思う。自らの人生を全うするため(現在在=ダーザイン)に、やりたいことをやりたいように、よく考えて生きていきたい。

  • アルカリオン さん

    昔から哲学には関心があり関連書籍も多少は読んでいる。ハイデガー『存在と時間』という書名は良く知っているが、内容は全く知らなかった(または完全に忘れていた)▼本書ではポイントを絞って平易に解説されている。「人の行動・考えは周りの空気に流されがちである。その傾向を自覚し、そのことの持つ意味・問題点等について考えることが重要である」と理解した。KindleUnlimited

  • jjm さん

    本屋でたまたま目に入ったマンガ。やさしそうなハイデガー解説本を見るとすぐに読みたくなってしまう、原典挫折者あるある。解説関係だと筒井康隆『誰にもわかるハイデガー: 文学部唯野教授・最終講義』以来。原典は当然ながら本棚の肥やしのまま。もうハイデガーは卒業しようと思います。(入学もできていないけど)

  • Aby さん

    NHKの「100分de名著」をリアルタイムで見て,テキストを読んで,マンガ版にたどり着いた.それでもやはり,難解である.自分自身の生き方,考え方と照らし合わせて,問いかけを続ける.

  • まなか さん

    私たちは空気を読み、周りと歩調を合わせながら生きている。そこからどう脱出すれば良いのか、哲学的に考えたのがハイデガーです。同調ばかりしていると、やがて自分の意思がなんなのかわからなくなってしまう。今回はマンガで読んでみましたが、もう少ししたら原作をしっかり読んでみようと思います。少し難しかったです…!

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戸谷洋志

立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。専門は哲学、倫理学。法政大学文学部哲学科を卒業し、2019年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。ハンス・ヨナスの研究で学位取得。2015年「人類の存続への責任と『神の似姿』」で第11回涙骨賞奨励賞、同年「原子力をめぐる哲学」で第31回暁烏敏賞、2022

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