下着の誕生 ヴィクトリア朝の社会史 講談社選書メチエ

戸矢理衣奈

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062581899
ISBN 10 : 4062581892
フォーマット
出版社
発行年月
2000年07月
日本
追加情報
:
262p;19

内容詳細

ヴィクトリア朝は未曾有の社会変革期だった。健康ブーム、アヴァンチュールへの憧れ、女性誌の相次ぐ発刊。女たちの美意識の革命を下着の変遷を通して解明する。

【著者紹介】
戸矢理衣奈 : 1973年生まれ、東京大学文学部社会心理学科卒業。同大学院総合文化研究科修士課程修了。’98年、英国サセックス大学にて修士号取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科博士課程在学中。専門はイギリス女性史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • シルク さん

    下着の話ー……からはちと離れた、次の記述がわたくしには興味深かった。ヴィクトリア朝の頃のイギリスでのこと。「男性と積極的にキスしてしまうような女主人公が登場する『センセーショナル・ノヴェル』が中・上流階級の女の子たちに人気を博し、問題視されてもいる。『不埒な(fast)』という言葉が女の子に対して頻繁に使われるようになったのはこの時期だ。」(p.39)小説の中で主人公は、男性とおてて繋いでみたりハグしてみたり、或いはチューしてみたり(多分チューどまりであろう。それでも当時としては「センセーショナル」ね)。

  • あぎる さん

    タイトルは「下着の誕生」だが、内容はヴィクトリア朝時代の女性下着の話。学術書に入ると思うが、エッセイっぽさもあって読みやすい。なお当方男性で、エロ目的で読み始めた。すぐにエロはないとわかったが、楽しく読むことができた。これは服飾史の本だ。ただクリノリンが引っかかって転んで生脚があらわになった婦人の挿絵(当時のもの)にはそそられた。

  • もち さん

    主にコルセットの歴史を取り扱っている。クリノリンの流行から、クリノリンが廃れると細い腰を作り出す必要に駆られ、コルセットによって締め上げる事態になったと。自転車の登場によって、少女たちが暴走するのにシャペロンがついてこれなくなったというのはおもしろい。女性の知的教育が忌避されていたのも知らなかったので驚きだった。この本では主に19世紀後半のファッションの動向について学べる。

  • 小高まあな さん

    本編に直接関係ないんだけど、海辺の奇抜なファッションである「頭にエビ、背にエイ」の服、めっちゃ欲しい

  • nappa さん

    この本とても勉強になります。下着を焦点に当てるだけで、イギリスの文化の変容、時代背景などすべて見えてきます。

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人物・団体紹介

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戸矢理衣奈

1973年生まれ。東京大学文学部社会心理学科を卒業後、同大学院総合文化研究科、サセックス大学、国際日本文化研究センターなどに学ぶ。美意識の変容をテーマに、社会史から経営史まで幅広く研究。2010年、博士号(学術)を取得。独立行政法人経済産業研究所などを経て、株式会社IRIS代表取締役(本データはこの

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