デュラララ!!×8 電撃文庫

成田良悟

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048685993
ISBN 10 : 4048685996
フォーマット
発行年月
2010年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,346p

内容詳細

池袋を舞台に躍る歪んだ恋の物語!
さぁ、みんな一緒にデュラララ!!

「最近、なんだか帝人君の様子がおかしいんです。まるで……紀田君がいた時みたいに凄く明るくなって──」
 東京・池袋。表面上は何も変化のないこの街も、夏を迎え、水面下で熱い歪みを抱えていた。
 杏里や正臣の居場所を作ろうとして孤独な戦いに身を溺れさせる帝人。街の微妙な変化を知り自分の過去を清算するべく池袋に戻ってきた正臣。そして、帝人を心配しセルティに悩みを相談する杏里。それぞれの思惑で動き始めた三人の行方とは──。
 さらにその裏側で大人達は別の事件に絡んでいく。ストーカーの影に怯える聖辺ルリと彼女を心配する羽島幽平。弟に相談を持ちかけられた末、セルティに相談する静雄。杏里と静雄という友人達の悩みの狭間で、首無し(デュラハン)ライダーが起こす行動とは──。
 そして、池袋を離れていた情報屋は静かに動き出す──。
 さぁ、みんな一緒に──デュラララ!!×8

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • まりも さん

    非日常に憧れていたあの頃の帝人はどこへ… ダラーズも完全にバラバラになりどんどんやばい方向へ物語が動き始めました。正臣は帝人を救う事を決意した訳だけどどうなるんやろうか。杏里も含めた3人で普通に日常を過ごす日を作ることができるのか。臨也は無事復活してしまったし池袋は更にグチャグチャになっていきそうです。

  • 星野流人 さん

    帝人・正臣・杏里を巡る三つ巴の物語、セカンドステージ。聖辺ルリのストーカー事件を中心にしながらも、描き出されたものは帝人ら3人の不本意な再会と、今後のさらなる混沌を予感させる物語。チャットと現実世界、どちらでも注目の新キャラが大量に投入され、ワクワクすると同時についてくのが大変になるなあと思ってしまうなど。成田さんは異常性の描き方が非常に上手いため、常軌を逸したストーカーは無駄に素晴らしい出来栄えに。 臨也……未だに鍋のことを根に持っていたんだね……。今回も波江さんしか付き合ってくれなかったんだね……。

  • 遠野 さん

    岸谷家の面々がすごく好きだと思えた8巻。学生三人は早く笑い合える日が来るといいなー。徒橋の造形がさすがの不気味さでした、ルリちゃん逃げて超逃げて。そういえばチャットでシャロンの名が出て嬉しかった。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    とうとう、帝人君が理想を実現しようといけない領域に行ってしまったことが悲しいです。理想を実現化しようとする者はどんなことも厭わないし、罪悪感さえ抱かないので性質が悪いです(例は夜神月)あの笑顔は戦慄せずに入られませんです。ルリちゃんには渡草さんのようなファンや幽君のような人たちによって幸せになってほしいです。それにしても臨也のやっていることは忘れられていることを拗ねて八つ当たりしている餓鬼ですね(怒)いい大人が何やってんだか。ストーカーや臨也の思いに腹が立つ一方、ヴァローナのケーキ好きや静ちゃんの頭の猫に

  • かめ吉 さん

    今度は正臣が帝人を助けに行くと決意するところで終わったけど、正臣を信頼している古参の黄巾賊のメンバーがいてちょっと安心しました。新たに新勢力が出てきたり、チャットに新しい人が増えたりと、またキャラが増えるのかよと思いましたが、この先の展開が気になるので楽しみです!!

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成田良悟

東京都生まれ埼玉出身の小説家。『デュラララ!!』『バッカーノ!』『Fate/strange Fake』(すべて電撃文庫)などを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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