螺旋海岸 Notebook

志賀理江子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903545912
ISBN 10 : 4903545911
フォーマット
出版社
発行年月
2013年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
319p;19

内容詳細

目次 : 01(第1回 2011年6月12日 イントロダクション―北釜へ/ 第2回 2011年7月24日 宇宙人だった/ 第3回 2011年8月7日 血肉の歌/ 第4回 2011年9月25日 触れない、触れられない、思いあがるなという警告の存在/ 第5回 2011年10月23日 写真は抗う ほか)/ 02 ノート 志賀理江子「螺旋海岸」(清水建人)/ 03 会場風景

【著者紹介】
志賀理江子 : 1980愛知県生まれ。1999‐2004ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン、BAファインアート(ニューメディア専攻)。2007‐2008文化庁在外派遣研修(ロンドン、イギリス)。受賞歴:2005MiO写真奨励賞2005審査員特別賞。2008第33回木村伊兵衛写真賞。2009ICPインフィニティアワード新人賞(ニューヨーク、アメリカ)。2012第28回東川賞新人作家賞(東川町国際写真フェスティバル)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • かりん さん

    5:もうわからん。全然わからん。とにかくすごい。志賀さんの写真に惹きつけられるのは、その背後にある膨大な“何か”に拠るものであるということを感じつつ、やっぱりわからない。学芸員やゲストをはじめ、レクチャーに参加された方も普通に質問しているので、「みんな、わかるの!?」とかなり置いていかれた感。一枚一枚の写真は、私の想像よりもずっと深い理由や思いからつくられる。このような本がない限り知り得ないのだけど、わからずとも写真の印象は強烈。断片的な理解とそれ以上の驚嘆の念を抱きました。写真展に行っておいて良かった。

  • itsumiKshi さん

    あれからもう十年以上が経ってしまった。 東北学の本や遠野物語を読んでもそうだけれど、東北には東北の、独特の土地の感覚があって、作者が震災が起こる前の話をしている時は、その感覚がすごく思い起こされて泣きたくなった。 そして震災があって、「みんなそうなんだから泣いたら恥ずかしいんだよ」というセリフが、あの時東北にいた知人たちの生活のそのままを表しているようで、申し訳なくなる。関東に来て、震災が変な「記号」として扱われていて悲しくなる。 写真展を見たときは、その不気味さとグロテスクさからの衝撃の方が強かった。

  • かいぶつ さん

    作者が北釜の方に伺った「墓穴掘り」の話を文字に起こしたものが掲載されている。言葉は独特の方言も混じり、意味として汲み取れない部分もあるが、試みに音読してみると、上手くそのリズムに乗れる時がある。表層的ではあるが北釜の身体を感じたように錯覚する。

  • hosakanorihisa さん

    (残念ながら行けなかったが)これは仙台メディアテークで行われた写真展「螺旋海岸」の製作ノートである。志賀理江子レクチャーの収録という体裁になっているが、まさにノートである。写真の暴力性に触れているところが非常に印象深い。自分として犬の記憶/植物図鑑で止まっていた、日本の写真が一歩進んだ感じがした。

  • メルセ・ひすい さん

    2012年11月〜2013年1月開催の展覧会の関連書籍。せんだいメディアテークが実施している志賀理江子の連続レクチャーを再編し、展覧会へと続く思考と制作のプロセスを提示する。カード、ミニポスター付き。第一回2011.06.12 イントロダクション 北釜 第二回A2011.07.24宇宙人だった B血肉の歌 C触れない、触れられない、思い上がるなという警告の存在 D写真は抗う E見えない領域とわからなさの接触 F強烈に明るい場、遠いまなざし 甲斐義明 細部、痕跡まなざし 志賀理江子の作品について 甲斐…

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品