5分で涙があふれて止まらないお話 七転び八起きの人びと

志賀内泰弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569838281
ISBN 10 : 4569838286
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
239p;19

内容詳細

ご利益が伝えられている八起稲荷神社の門前町、八起稲荷商店街は、歩くだけでもなんとなくいいことがあるように思える。それは、この街の人たちと八起稲荷の神様がやさしく見守ってくれるから。あたたかい人情を描いて感動を呼ぶ連作短編。

【著者紹介】
志賀内泰弘 : 作家。「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とろこ さん

    「涙があふれて止まらない」どころか、一粒も流れ落ちてこなかった。が、この商店街に住む人々が、皆、訳ありながらも心優しく、互いのことを思いやっている光景には心癒された。現実の社会が殺伐としているほど、人は、このような物語を求めるのかもしれない。(現実では、そんなにうまくいかないよ)と思いながらも、登場人物たちが、皆それぞれの幸せを見つけられたことにホッとした。疲れている時や、難しいことを考えたくない時に、ほっこりさせてくれるような本だった。

  • ムーミン さん

    「傷がついたリンゴのほうが美味いんだな。傷がつくとな、リンゴは自らその傷を治そうとする。それも、早く、早く治そうってな。するとな、なぜだかわからんがな、リンゴの糖度がグッと上がるんじゃ。」「見てくれだけ良いリンゴと、見てくれは悪いけど、中身は美味い。マサルはどっちのリンゴをたべたいかな」

  • デジ姫 さん

    人みな優しい心を持っているだろうに最近のニュースは耳を塞ぎたくなるようなことばかり。そういう私も般若の心が増えてきた。涙が止まらないほどではなかったけど、読み進めるごとに刺が溶けていくようなお話ばかり。

  • 座敷童 さん

    人の冷たさ、繋がりのなさが多く聞かれるこの時代。古き良き人の繋がりが残る商店街のお話。 一見、幸せそうに見える人もやはり何かを抱えている。だからこそ優しさを持てるのだろう。

  • ポメ子 さん

    架空の八起稲荷商店街の人々がそれぞれの持つ悩みを克服していく物語。 ほっこりとした気持ちになりました。

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