徳富蘇峰 終戦後日記 『頑蘇夢物語』 講談社学術文庫

徳富蘇峰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062923002
ISBN 10 : 4062923009
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
440p;15

内容詳細

明治・大正・昭和を通じた大言論人、徳富蘇峰が、終戦三日目から書き残した膨大な日記を発掘。戦犯容疑のため蟄居しながら綴り、『頑蘇夢物語』と命名した日記には、戦争に超然としていた昭和天皇への厳しい言葉、東條・近衛ら元首相批判と大戦を見誤った悔悟の思いを告白。率直な天皇批判のため、公開が憚られた重要史料の封印を解く。

目次 : 『頑蘇夢物語』1巻(敗戦空気濃化と予/ 陛下の玉音を謹聴して ほか)/ 『頑蘇夢物語』2巻(戦争犯罪者と戦争挑発者/ 駐日米国大使と会見の顛末 ほか)/ 『頑蘇夢物語』3巻(日本軍人と降伏/ 陛下のマ元帥御訪問まで ほか)/ 『頑蘇夢物語』4巻(更にまた『此頃十首』/ マッカーサーの手、宮内省に及ぶ ほか)/ 『頑蘇夢物語』5巻(首相東條と予/ 戦争犯罪容疑者裁判において弁護人たるべき牧野良三氏に依嘱せるについて松山常次郎氏に宛てたる書翰 ほか)

【著者紹介】
徳富蘇峰 : 1863年、熊本県生まれ。名は猪一郎。1887年、民友社を設立、雑誌『国民之友』や『国民新聞』を創刊し、多大な影響を与えた。貴族院議員を経て言論人、歴史家として活躍。『近世日本国民史』で文化勲章受章。戦争中は大日本言論報国会会長。終戦後は公職追放をうけ熱海に蟄居。1957年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • Ohe Hiroyuki さん

    『國民新聞』などを創刊した19世紀から20世紀にかけて活躍したジャーナリストが、我が国の敗戦後の状況を日々日揮に書き起こした一冊である。▼本書から分かるのは、敗戦後「日本の心的去勢」が一気に進む様である。著者にも心の揺らぎがあるようで、その揺らぎは「軍部への批判」に向いている。▼敗戦後の国内状況を知るには格好の一冊であるといえる。既に敗戦時には83歳であったが、敗戦に打ちひしがれながら著者はさらに12年の時を生きる。その生命力は本書からも伺えるところである。

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