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月とうさぎのフォークロア。 St.1 月のない夜、あるいは悩めるうさぎ。 GA文庫

徒埜けんしん

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797389289
ISBN 10 : 4797389281
フォーマット
発行年月
2016年12月
日本
追加情報
:
285p;15

内容詳細

月欠けた夜――白き神々が紅く
染まる…!

「……朔、いそいで」

終業式に遅れそうな朔の手を掴んで走るのは、稲羽白。
長く透きとおった、まるで絹のような髪を持った美少女だ。

無口な白の頭には柔らかそうな“ロップイヤー”があった。

ここは白のような『神人』と人間が共存する異世界。
そんな世界で朔の家は他家と抗争を繰り広げていた。

仲間や家族を守るため、白と一緒に戦う朔。
そんなふたりに狡猾な罠が迫るなか、幼なじみやクラスメイト、他家の娘たちの間では、朔を巡って牽制&バトルも勃発して――!!

「よかったら、夏休みに私と……」

「朔のこと、好きでありますよ?」

月欠けた夜――血に塗れた神々が白き神人を紅く濃く染める、第8回GA文庫大賞《奨励賞》受賞作。

【著者紹介】
徒埜けんしん : 「黄昏し神々」で第8回GA文庫大賞奨励賞受賞。「月とうさぎのフォークロア。St.1 月のない夜、あるいは悩めるうさぎ」がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 羊山羊 さん

    刀が鈍く輝く任侠活劇!挿絵に釣られて読み出すと普通にグチャグチャと人体もとい神体が潰れてゆく。ストーリは組同士の凄まじい抗争あり、結末はヘヴィだしで中々に重たいが、それを主人公朔とヒロイン白のべた甘ラブコメ要素で少し軽く読むことができる。こういう点はラノベらしくて良いところ。ただ、主人公にはもう少し追い詰められてほしかったかな、とも思う。主人公が殻を破るために必要なものがないまま1巻が終わってしまった感。2,3巻に期待したい。

  • サキイカスルメ さん

    朔に褒められてふんすふんす喜ぶ白が可愛くて。超常の力を持った神人達と人間が共存している世界で、家の仲間の為、幼馴染のために頑張る朔のお話。極道と神さまファンタジーをミックスした感じかな。思ったより極道要素強めです。殺伐とした場面も多いですが、ラブコメな明るい部分もあり面白かった。白が可愛いです。事件の苦めの結末に、副題はそっちの意味だったのかなぁ……としんみりしました。

  • 真白優樹 さん

    神に近い者達と人間が共存する異世界で、少年が家を守る為に仲間達と戦う物語。―――夜に血が神を染める時、抗争の幕が開く。現代によく似た異世界、繰り広げられるのは極道達の抗争。つまりはあまり見られない極道系の物語。・・・つまりそれ故に最高に面白い。まだまだ粗削りな部分は存在すれど滅多に見られない物語、熱い抗争、そして魅力的なヒロイン達といった最高に面白くなる要素は揃っている為、ここからに期待したい。自らの存在を示し、家を率いて歩き出した少年の行く先とは。この先に待つのはどんな抗争か。 次巻も楽しみである。

  • jr5477 さん

    評価:5 なんか組の抗争みたいだった。良くも悪くも絵が合っていない印象。タイトルや絵に引っ張られて意外なイメージを持ちそうだが内容自体はそれほど突飛なものではないと思う。絵と内容のギャップを楽しめると考えれば悪くはないが、個人的には好きになれなかった。

  • リク@ぼっち党員 さん

    神×『ヤ』のつく自由業的な。可愛らしい表紙と裏腹にめちゃくちゃ血生臭い話だった…。 縄張り争いと上下関係のいざこざは神も893も似たようなものなのか? 面白い組み合わせではあった。 朔も白も春もとてもいいんだけど、いい子すぎるのでストーリーとミスマッチ感がある。この優しさでここまでの事するか〜と読んでて思った。

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徒埜けんしん

第8回GA文庫大賞奨励賞受賞。「月とうさぎのフォークロア。」でデビュー。陸前仙台うまれ。北海道釧路市育ち(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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