森があふれる

彩瀬まる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309028163
ISBN 10 : 4309028160
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
183p;20

内容詳細

小説家の夫・徹也に、書くことを通じて奪われてきた妻・琉生。愛の果ての果て、女が見たものは、光か、地獄か?現実を凌駕する、超弩級の傑作!

【著者紹介】
彩瀬まる : 1986年千葉県生まれ。2010年「花に眩む」で女による女のためのR‐18文学賞読者賞を受賞しデビュー。16年『やがて海へと届く』(講談社)で第三八回野間文芸新人賞候補、17年『くちなし』(文藝春秋)で第一五八回直木賞候補、第五回高校生直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    彩瀬 まるは、新作中心に読んでいる作家です。作家緑化ファンタジー、著者は『くちなし』で直木賞賞にノミネートされましたが、本作で芥川賞を狙っているのかも知れません。人間+植物ということで、マンドラゴラを想い出しました。 https://www.huffingtonpost.jp/2018/01/10/mandragora_a_23329297/

  • いつでも母さん さん

    超現実的な私は、この「妻がはつがしたんだ」が理解できない。読み進むにしたがって、男と女の核の部分に刺激し合う様な気がした。それは錯覚だろうか?「愛を役割にされた人は、理性の性質を奪われる」はぁ〜、男女のというより人の底の底を試されているようだった。分かり合えないから男と女なのだ。そして、正解などない。合うか合わないかーそれで人の営みは今も続いている。彩瀬まるの森の中で窒息しそうな私は多分ぶった切り、その森から逃げ出すだろう。はて、なんだこのレビューは(汗)

  • しんたろー さん

    中堅作家の妻が植物の種を大量に食べて体中から発芽し、あっと言う間に成長した植物で夫婦の寝室が果てしない森になる…それを担当者編集者〜作家の不倫相手〜新任編集者〜作家自身〜作家の妻、5人の視点で描く中編はファンタジーベースで夫婦の形や愛の形を考えさせる物語。心に刺さるシーンやフレーズで魅了される彩瀬さんらしい濃縮された文章が心地好い。人生観や性差別にも言及していて、相反するエンタメと純文学をミックスした実験作かも知れない。癖の強いチーズのような味わいで好みが分かれるだろうが、濃厚で不思議な世界を堪能した。

  • fwhd8325 さん

    驚いた。何で森なんだろう。森が何かを象徴としているんだろうけど、ぼんくらな私には、最後まで藪の中でした。突飛な展開のように思いますが、かつて前衛が流行っていた頃は、こんな設定もあったかもなんて思いました。現実と想像の世界の境界線は、短い物語のなかで、二人の主人公の存在感を強く感じさせます。キリキリと痛い感覚を感じながらもどこか心地よい。不思議な世界観でした。

  • ウッディ さん

    「妻がはつがした」妻・琉生との恋愛を描いた「涙」という作品で作家としての地位を築いた埜渡は、大量の種子を食べた妻の体から植物の芽が出たことを告げる。夫の不倫を知った琉生は、森の苗床となり、静かに部屋を飲み込む。ショッキングな描写から始まる小説は、夫婦の心のすれ違いと作家が作品を生み出すことの苦悩を綴っていく。妻が出ていき、荒れ放題になった家に取り残された夫、それは森の中にいるような孤独感と開放感を味わうのかもしれない。ファンタジーなのか、比喩なのか、どう読むべきが迷いながらの読書は、すこし消化不良でした。

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