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数字の嘘を見抜く本 カモにされないための数字リテラシー

彩図社編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801304697
ISBN 10 : 4801304699
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
田口勇 ,  

Content Description

世の中は、数字に溢れている。「10%還元」「降水確率0%」「乳酸菌100億個」「5cm痩せられる」「感染者50人」…。数字で説明されると、わかりやすいし、説得力があるように感じられる。しかし、鵜呑みにしてはいけない。嘘やデタラメばかりだからだ。安易に信じてしまうと誰かの「カモ」になって、人生を狂わされることになるだろう。それでは、人生を狂わされないようにするためにはどうすべきか?数字の嘘を見抜くことが必要である。ただし、数字の嘘を見抜くためには「数字リテラシー」を習得しなければならない。「数字リテラシー」とは、数字の裏側やカラクリを知り、数字を正しく理解する能力のことである。本書は、「数字リテラシー」を習得するための入門書である。

目次 : 第1章 社会にまつわる数字の嘘(日本の人口は1億2709万4745人?―嘘を見抜くポイント こまかすぎる数に注意しよう/ 交通事故死亡者数ワースト1の愛知県は危険?―嘘を見抜くポイント 「数」だけでなく「起こりやすさ」を評価しよう ほか)/ 第2章 健康にまつわる数字の嘘(乳酸菌100億個はすごい数?―嘘を見抜くポイント あたりまえの数字に注意しよう/ 野菜の1日の必要量は350g?―嘘を見抜くポイント どのような根拠のある数字であるか確認しよう ほか)/ 第3章 お金にまつわる数字の嘘(消費税よりもずっと重い税金って何?―嘘を見抜くポイント 見逃している数字がないか確認しよう/ 1世帯の貯蓄は平均1752万円?―嘘を見抜くポイント 「グラフ」を正しく評価しよう ほか)/ 第4章 暮らしにまつわる数字の嘘(「98.5%が効果を実感した」って本当?―嘘を見抜くポイント アンケートの数字に注意しよう/ 「一等米」は、最もおいしいお米のこと?―嘘を見抜くポイント どのような性質を表した数字であるか確認しよう ほか)/ 第5章 自然にまつわる数字の嘘(世界で一番高い山はエベレストではない?―嘘を見抜くポイント どのようなはかり方をした数字であるか確認しよう/ 野生動物の生息数はなぜわかるの?―嘘を見抜くポイント 暗数に注意しよう ほか)

【著者紹介】
田口勇 : 1982年秋田県生まれ。2006年東京大学大学院修了、厚生労働省入省。霞が関のキャリア官僚として活躍。安全衛生部に所属し、情報分析などを担当。安全・安心な国民生活を脅やす情報がないか調査した。2017年より、産業技術総合研究所主任研究員。「嘘」の情報を見抜く方法について研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひこうき雲

    期待以上に面白かったです。『乳酸菌100億個はすごい数』『野菜の1日の必要量は350g』『98.5%が効果を実感した』『一等米は、最もおいしいお米』『手洗いで死亡率が下がった』─世の中に蔓延るウソ、デタラメな数字についての解説本。率は数字に、数字は率に置き換えて考えてみようと思いました。

  • カルシュ

    ニュースなどで目に入った数字を見て一喜一憂せず、その情報の内容をみることが重要。 数字で表示すると説得力もあり信用してしまうこともあるが中には悪意を感じるほどの情報も存在する。定義を変えたり一般的に知られてない標準をまるで多いように見せたりと。

  • skr-shower

    キャッチコピーや数字は発言する側に有利になるためにするもの。最近の発表やCMは嘘だねとわかりやすいものもあるが、落ち着いて考えれば騙されないはず…8割引きの2割引を無料と答える高3がいる事を想えば、騙したい放題か。

  • 椎茸どんこ

    サイエンスをやっている(つもり)の身として、昨今の広告やニュースがあまりにいい加減な感じなので、こうした本が警鐘を鳴らしてくれるととても嬉しい。とはいえ、自身も嘘ではない範囲で発表に工夫を凝らすので、気をつけたいと思う。知らずに言ってしまうのも良くないが意図的なのは最悪だ。臨床試験で○○%の有効性が確認されたというが、計算するとその数字にならない、という話題は説得力がありましたね。

  • こうふく母

    私は数学がまるっきりダメである。が、数字に騙されないというタイトルに惹かれて図書館から借りてみた。確率とか数式にはやっぱりアレルギーが。でも、筆者の言いたいことは、自然を見て、嘘やデタラメにごまかされるなということだ。数式どうこうよりも、数字やグラフを見てすぐ信用せずに一度立ち止まって考えよう、っていう思いが伝わった。

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