家族でテキ屋をやっていました

彩図社編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801306431
ISBN 10 : 4801306438
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;15

内容詳細

元テキ屋が明かす、知られざる実態!テキ屋のりある、お話しします。

目次 : 第1章 私の家はテキ屋でした(テキ屋の娘に生まれて/ 父がテキ屋になったわけ ほか)/ 第2章 あんず飴売りの少女(すべてを変えた父の逮捕/ 杏子にも商売を手伝ってもらうから ほか)/ 第3章 知られざるテキ屋のオキテ(テキ屋業界のリクルート/ テキ屋がトレンディな時代もあった ほか)/ 第4章 今日も商売、明日も商売(中卒でテキ屋か、それとも進学か?/ スケバンからの呼び出し ほか)/ 第5章 我が家がテキ屋を辞めるとき(唐突に終わった会社員生活/ 断腸の思いで値上げを実施 ほか)

【著者紹介】
高里杏子 : 1960年代後半に東京の下町エリアにてテキ屋一家の長女として生まれる。父親のトラブルを契機に小学5年生の時よりテキ屋業に身を置く。以降、高校生〜社会人経験を経て父親の体調不良を契機に1990年代より本格的にあんず飴売りのテキ屋になる。約40年にわたって売りさばいたあんず飴は数知れないものの諸般の事情が重なって2018年に自主廃業。現在は引退し、普通の主婦として生活している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆいまある さん

    私の父は結婚した時、家を借りた。大家さんは某寺のテキ屋の親分さん。すぐに私が生まれ、手のかかる弟が生まれ、私は3歳でその土地を離れるまで、半分テキ屋ファミリーに育てられた。寺の境内で鳩の豆撒き放題。よく屋台の内側で何か食べてたらしい。この本の作者は私よりちょい年上。テキ屋という人々の義理人情の厚さ。分かる気がする。父が刑務所に入ったせいで、小学生からテキ屋として働いた作者。今なら間違いなく児相案件。さらりと書いているが、稼ぎまくり遊びまくった高校時代。普通じゃない。興味と郷愁刺激される一冊。

  • ma-bo さん

    家族(両親)がテキ屋だった著者が自身の半生を辿りながら業界のしきたりや裏側を解説。グレーな部分は業界の方への配慮があるのか核心に触れない感じだった。

  • ふうちゅけ さん

    テキ屋事情が書かれた本ってのに興味をそそられて読んだけど、まず最初の疑問が「あんず飴って何?」この本を読むまで知らんかった。関西では気温の関係で無いらしい。そうなってくると食べてみたくなるけど、テキ屋さんはこのご時世生き辛くなるばかりのようで、私は一生あんず飴を食べず仕舞いになってしまうのかも知れない。関東以北の祭り、行かねば!(2023年2月初版)

  • オサム兄ぃ さん

    素敵な読友さんのレビューと、川上未映子「黄色い家」に登場するテキ屋渡世への興味から選書。アイドル歌手を夢見る昭和「スタ誕」世代の筆者は、事件を起こした父親に代わり、綿飴売りの母親とともに、小学4年にしてアンズ飴を売る屋台を切り盛りしてテキ屋デビューする。ほぼ同世代の小生は江戸っ子の母や祖母が語る近所のヤンチャな人々を思い出し懐かしく読んだ。時代が平成に進みコンプライアンスを問われて、ついに廃業を決意するくだりは寂しい。社会は余白余分を失い、ピカピカの都会のすぐ足元には闇バイトの地獄が広がる。やれやれだ。

  • jasmine さん

    お祭りでよくみるテキ屋さん。どんな組織なのかちょっと立入った話を知りたくて買ってみたけど、どちらかといえばテキ屋で生まれ育ち生業とした著者の人生に人情物語を掛け合わせたといった感じで雰囲気は分かるもののリアルというには不十分な感じだった。

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