将棋カメラマン 大山康晴から藤井聡太まで「名棋士の素顔」 小学館新書

弦巻勝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784098254590
ISBN 10 : 409825459X
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
弦巻勝 ,  
追加情報
:
240p;18

内容詳細

「藤井聡太フィーバー」に沸く将棋界で、半世紀にわたり写真を撮り続けたカメラマンの秘蔵写真と仰天の逸話の数々。麻雀を愛した「巨人」大山康晴。悪口を言わない「棋界の太陽」中原誠。鳥取砂丘で全裸になった「狂気の男」米長邦雄。教会で祈る「パウロ先生」こと加藤一二三。個性に満ちた棋士たちの素顔とその時代が凝縮された、将棋ファン必読の書。著者と40年の親交がある羽生善治・将棋連盟会長とのスペシャル対談も収録。

目次 : 秘蔵フォト 名棋士の素顔/ 序章 「棋士の世界」に魅せられて/ 第1章 大山康晴の豪放、升田幸三の美学/ 第2章 米長邦雄の狂気、中原誠の自然体/ 第3章 異能の奇人・変人 かくも魅力的な将棋指し/ 第4章 ネット将棋の先駆者から伝説の美少女まで 個性派棋士たち「それぞれの輝き」/ 第5章 羽生善治から藤井聡太へ 研究者的思考の新時代/ 第6章 渡辺淳一、団鬼六、小池重明…将棋を愛し、将棋に愛された人々/ 第7章 将棋界の「思想」はどこへ向かうのか/ 特別対談 羽生善治×弦巻勝 将棋界の「伝統と未来」

【著者紹介】
弦巻勝 : 1949年、東京都生まれ。日本写真専門学校卒業後、総合週刊誌のカメラマンに。70年代から将棋界の撮影を始め、『近代将棋』『将棋世界』等のグラビアを担当する。半世紀にわたってスター棋士たちを撮影。2010年より続く『週刊大衆』(双葉社)のグラビア「人間力」は現在も連載中。日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Sam さん

    将棋カメラマン歴50年の著者による貴重な写真やエピソードの数々が収められている。古いファンにはたまらなく懐かしい一冊だが、若いファンにとってもいまの将棋界や棋士がいかに変容してきたかがよくわかって興味深く読めるのでは。と、偉そうに書きつつ、自分も将棋界の来し方・行く末について改めて思いを巡らせてみたのだった。

  • けぴ さん

    大山康晴、中原誠、米長邦雄、谷川浩司、羽生善治、藤井聡太。将棋界のスター達を半世紀に渡って撮り続けた筆者の実況中継の一冊。多くの棋士と飲み友達、麻雀仲間であったため、プライベート感溢れる写真も多数。羽生善治が優勝、森内俊之が三位となった小学生将棋名人戦の写真も貴重。見応え読み応えありました!

  • R さん

    将棋カメラマンである著者が見てきた将棋世界の思い出語り。タイトルの通り、大山大名人から藤井先生まで撮り続けているのだが、タナトラ先生や、桐山先生の若い頃の写真なんかも載っていて大変よかった。特に仲が良かったのが米長先生だったそうで、その逸話の数々も面白かったが、升田先生の迫力について、文章と写真両方から伺える内容も興味深かった。撮影された数々の写真が、やがて寄贈されるとのことで、いつか一堂に会して見られる日を楽しみにしたい。

  • akihiko810/アカウント移行中 さん

    50年近く将棋を撮り続けたカメラマンの回想録。印象度A  昭和の将棋界は、やはり今と違って「アングラな匂い」があって面白かったのだなぁ(当事者でなければ)、と思った。大山、升田といった超大御所の話。米長、中原の話も面白かった。「突撃不倫」でいまや名を地に堕とした中原だが、同業者の悪口は絶対言わなかった、ということを初めて知った。自業自得とはいえ、中原の評価が(実績に比して)低いのは、もったいないと思った。他、著者と親交のあった作家の渡辺淳一、団鬼六の話など

  • 緋莢 さん

    図書館本。中平邦彦『棋士・その世界』という本を読んだのをきっかけに、将棋の世界に興味を持ち、棋士を撮影するようになったカメラマンである著者。半世紀近くにわたり撮影してきた写真、棋士とのエピソードを書いた本。自分は、写真のどこが良いと語れるような知識、言葉はありませんが 冒頭に30ページ近く掲載されている写真は、どれもひきつけられるものがあります。煙草片手に将棋を指す飯野健二(女流棋士・飯野愛の父親)がカッコいいです(続く

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人物・団体紹介

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弦巻勝

1949年、東京都生まれ。日本写真専門学校卒業後、総合週刊誌のカメラマンに。70年代から将棋界の撮影を始め、『近代将棋』『将棋世界』等のグラビアを担当する。半世紀にわたってスター棋士たちを撮影。2010年より続く『週刊大衆』(双葉社)のグラビア「人間力」は現在も連載中。日本写真家協会会員(本データは

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