Product Details
ISBN 10 : 4065209218
Content Description
日本と中国が結んで牙を剥き、西洋世界が飲み込まれる―日露戦争を契機に欧米社会に生まれた強迫観念は、とりわけアメリカにおいて社会の根底に刻まれた。国際連盟設立時における人種差別撤廃案の廃案、対日戦争計画策定、日系移民排斥、そして戦後の日米貿易摩擦…政治・外交に影を落とし続ける「人種主義的思考」とは何か。百年以上にわたる「黄色い禍」という言説の系譜を辿る。
目次 : 第1章 東洋人の群れ―「日中同盟」の悪夢/ 第2章 幻の「人種平等」―国際連盟設立と人種差別撤廃案、そして「排日移民法」/ 第3章 汎アジア主義の興隆と破綻/ 第4章 戦争と人種主義/ 第5章 消えない恐怖―冷戦下の日米関係/ 第6章 よみがえる黄禍論
【著者紹介】
廣部泉 : 1965年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。ハーバード大学大学院博士課程修了。Ph.D.(歴史学)。現在、明治大学政治経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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さとうしん
読了日:2020/11/29
ののまる
読了日:2025/12/14
maimai
読了日:2021/05/06
depo
読了日:2020/11/26
つみれ
読了日:2025/02/27
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