経済学を知らずに医療ができるか!?医療従事者のための医療経済学入門

康永秀生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784765318341
ISBN 10 : 4765318346
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
161p;21

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読書メーターレビュー

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  • 活字の旅遊人 さん

    マクロな議論に終始しがちな話を、医療現場にしっかり落とし込んで議論している。そのため、大変分かりやすい。「医療従事者のための」とあり、医師に限らず関わる人には是非一読してほしいし、その他の方々にも問題がどこにあるのかを知るために手にしてほしいな、と思った。特にU応用編は良い。現場にいて、これらの問題に日々関わりながら放置していることが恥ずかしい。切実なところとしては、労働(拘束)時間は何とかしてほしいな。まとめが宇沢弘文先生の引用になっているが、良いとこ取りするなよと戒める姿勢も素晴らしい。

  • macho さん

    医療制度の矛盾は医療的最適性と、経営的最適性の乖離で、その点をわかりやすく教えてくれる書籍でした。病院医療におけるアクセス、質、費用はトレードオフの関係にあり、質を担保するため医療のムダを炙り出しています。代表的なムダは、例えば「大型医療機器の数と稼働率、過剰な薬剤使用、医師の不均衡配置、タスクシフティングの少なさ、病院数の多さ、貧困に対する生活保護制度の精度、子ども医療費助成の適応」と多岐にわたり、大変勉強になりました。読み終わった感想としては、「こりゃもう一度読まないといけないや。」ということでした。

  • Iwata Kentaro さん

    非常に面白かった。医療関係者必読の良書。僕は昔から森嶋通夫の大ファンで著書をよく読んでいたが、本書はその文体にとても近く、アカデミックな精緻さに加えてべらんめいな気骨も感じてそれがとてもよい。もちろん、異論もあるけど、それはそれとしてまずは本書を読むのが大事。

  • Satoshi Hara さん

    医療従事者は必読。きちんと参考文献を示しながら、 俯瞰させてくれると同時に鋭く熱く筆者のコメントも差し込んでくる。日本経済の問題、予防政策は医療費を抑制しない、医師の偏在、医療費抑制の方法、最後の宇沢理論などとても勉強になった。これからマルクスの資本論を読もうとしてるのだが、簡単なことをわざわざ難しく書きやがって、のようなツッコミには笑ってしまった

  • ねええちゃんvol.2 さん

    ★★★

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