「ウサギとカメ」の読書文化史 イソップ寓話の受容と「競争」

府川源一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784585230526
ISBN 10 : 4585230521
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
235p;19

内容詳細

明治時代に日本に輸入された「ウサギとカメ」はどのように受容され、どのような「教訓」が付されていったのか。『イソップ寓話集』の享受の様相をたどると同時に、教育に係わる様々な「競争」の話題とをより合わせて読書と教育の問題を考える。

目次 : 日本初の翻訳文学―近代以前/ 近代教育への導入―明治初頭/ 競争と試験の時代/ 明治国語読本の教訓/ 平易な文体へ/ 海外での読まれ方/ 修身教育の素材として/ 「唱歌」の中のウサギとカメ/ 子どもの読み物として/ 国定教科書での扱われ方/ 戦後の変遷/ 現代の競争社会の中で

【著者紹介】
府川源一郎 : 1948(昭和23)年。東京に生まれる。横浜国立大学大学院教育学研究科修了。川崎市の公立小学校で普通学級、障害児学級(ことばの教室)担任の後、横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校教諭を経て、横浜国立大学教授。現在、日本体育大学教授。博士(教育学)。日本文学協会、全国大学国語教育学会、日本国語教育学会、日本読書学会、日本児童文学学会、日本教育学会、NIE学会などに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • あつだい さん

    イソップ寓話の「ウサギとカメ」が日本でどう読まれてきたかを説明した一冊。ウサギはウサギの世界でせめぎあい、カメはカメ同士で競争し続けなければならない時代となり、ゴールも見えない中でいつまで走り続けなければならないのか。

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