基本情報
内容詳細
250年以上も続いたキリスト教弾圧のなかで信仰を守り続けた「かくれキリシタン」たち。その歴史に光を当てたのが、2018年に世界遺産となった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」だ。ところが、県が作ったPRパンフレットからは、「最後のかくれキリシタンの島」の存在がこっそり消されていた。その島の名は「生月島」―。島に残る信仰は、独特だ。音だけを頼りに伝承されてきた「オラショ」という祈りや、「ちょんまげ姿のヨハネ」の聖画。取材を進めるなかで、著者はこの信仰がカトリックの主流派からタブー視されてきたことを知る。一体、なぜ―。第24回小学館ノンフィクション大賞受賞作。
目次 : 序章 ちょんまげ姿の洗礼者ヨハネ/ 第1章 蔑ろにされた「聖地」/ 第2章 とても長い祈り/ 第3章 受け継がれる儀式/ 第4章 「かくれキリシタン」か「カクレキリシタン」か/ 第5章 壊し合いの歴史/ 第6章 「復活」を選ばなかった理由/ 第7章 バチカンからの視線/ 終章 信じ続ける意味は
【著者紹介】
広野真嗣 : 1975年、東京都生まれ。ノンフィクション作家。神戸新聞記者を経て2002年に猪瀬直樹事務所にスタッフとして入所し、15年10月よりフリーランスとして独立。『消された信仰―「最後のかくれキリシタン」 長崎・生月島の人々』で第24回小学館ノンフィクション大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2021/06/27
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読了日:2025/02/04
ニコ さん
読了日:2024/12/07
朔ちゃん さん
読了日:2021/07/12
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人物・団体紹介
広野真嗣
1975年、東京都生まれ。慶應義塾大法学部卒。神戸新聞記者を経て、猪瀬直樹事務所のスタッフとなり、2015年10月よりフリーに。17年に『消された信仰』(小学館)で第二四回小学館ノンフィクション大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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