WW2ドイツの特殊作戦 恐るべき無法と無謀の集大成 光人社NF文庫

広田厚司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784769826934
ISBN 10 : 4769826931
フォーマット
出版社
発行年月
2011年07月
日本
追加情報
:
16cm,293p

内容詳細

世界を震撼させた電撃戦の尖兵となって怒涛のドイツ陸軍の進攻を容易に導いたブランデンブルグ部隊。種々の専門技能、外国語にも精通し、優れた体格を有する恐るべき戦争のプロたち―アクション戦争映画を超えたドイツの想像を絶する特殊作戦の実体を描いた異色の欧州戦史。歴史の裏側に潜む知られざる事実を紹介。

目次 : ドイツの特殊作戦―国防軍情報部と親衛隊の抗争/ ヒンデンブルグ作戦―手段を選ばぬヒトラーの悪の謀略/ フェンロー作戦―ブランデンブルグ部隊の登場/ グラニト(花崗岩)作戦―空挺突撃兵によるエバン・エマエル要塞奇襲!/ バルバロッサ作戦―赤軍に扮して橋梁を奪取せよ/ 北アフリカ戦線―過酷な自然の中での特殊作戦/ スコルツェニーSS少佐の登場―連合軍が恐れたヨーロッパでもっとも危険な男/ ロッセルシュプルング作戦―武装パルチザン・チトーの本部を奇襲/ グライフ作戦とシュトッサー作戦―スコルツェニー大佐の偽米軍が米戦線を撹乱する/ ヴィルデラー(密漁者)作戦―東部戦線で孤立したシェルホルン戦闘団を救出せよ/ K−特殊部隊―特殊潜航艇と自爆ボート/ エルベ特別攻撃隊―B17爆撃梯団に体当たり/ 特殊部隊第二〇〇爆撃航空団―親子飛行機でモスクワ発電所を破壊せよ/ 人狼(ヴェァヴォルフ)部隊―米ソ占領軍を震え上がらせた親衛隊のゲリラ戦

【著者紹介】
広田厚司 : 1939年、北海道に生まれる。明治大学卒業。会社勤務の傍ら、欧州大戦史の研究を行なう。月刊誌「丸」をはじめ各紙に執筆。現在、翻訳家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • じゅん さん

    ドイツの特殊作戦と言えば、スコルツェニー中佐のムソリーニ救出作戦とバルジの戦いの際の偽装パンター程度しか知らなかったが、ブランデンブルグ師団を中心として、様々な作戦が実施されていたことを知った。しかし、連合軍のMI6やSOEほど活躍でき無かった背景に国防軍とSSの確執があるあたりは、ドイツらしいなあと考えさせられた。

  • drno さん

    当時のドイツを反映して、国防軍、親衛隊、ナチス党などが絡み合い、結果として無意味に多くの犠牲が払わされた。負けたほうであるから仕方がないが、ブランデンブルグ師団などは英国のコマンドと同等に評価されてもよいのではないか。

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広田厚司

1939年、北海道に生まれる。現在、翻訳著述家として活躍。第二次世界大戦の欧州戦史の調査研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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