アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

平鍋健児

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798167466
ISBN 10 : 4798167460
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
304p;19

内容詳細

アジャイル、スクラムの第一人者があらゆる企業のリーダー層に送る必読の提言。本書は、企業の経営層に向けてソフトウェア開発手法の「アジャイル」とその手法の1つである「スクラム」を体系的に解説する1冊である。ソフトウェア開発の現場のみならず、イノベーションのための「組織改革手法」として、ビジネス全般で広く存在感を示すようになったこれらの手法について、その本質を企業経営やリーダーシップとの関係から考察する。アジャイルとスクラムの全体像、アジャイルを組織に広げるためのフレームワーク、野中郁次郎が提唱する知識創造プロセスや実践知リーダーシップとの関係などの解説のほか、国内企業による事例も多数収録。国内を代表する著者陣による提言から、企業、組織を改革へ導く鍵を受け取ってほしい。

目次 : 第1部 アジャイル開発とは何か、スクラムとは何か(アジャイル開発とは何か?/ なぜ、アジャイル開発なのか/ スクラムとは何か?/ アジャイル開発の活動(プラクティス)/ アジャイルの進化とスケールフレームワーク)/ 第2部 アジャイル開発とスクラムを実践する(NTTコムウェアにおけるカルチャー変革の航路/ アジャイル受託開発を成功させる―ANAシステムズと永和システムマネジメントによる共創型開発に至る道のり/ 小さな成功から築き続けるIMAGICA Lab.のアジャイル文化/ KDDI DIGITAL GATEにおけるスクラムチームファーストな働き方)/ 第3部 アジャイル開発とスクラムを考える(竹内・野中のスクラム論文再考/ スクラムと知識創造/ スクラムと実践知リーダー)/ 特別対談 野中郁次郎×平鍋健児―イノベーションに必要なのは、対話を通じて共振・共感・共鳴する実践知リーダーシップであり、それがスクラムの心だ

【著者紹介】
平鍋健児 : 株式会社永和システムマネジメント代表取締役社長。株式会社チェンジビジョンCTO。Scrum Inc.Japan取締役。福井での受託開発を続けながらアジャイル開発を推進し、UMLエディタastah*を開発

野中郁次郎 : 一橋大学名誉教授。知識創造経営の生みの親。2008年5月のウォールストリートジャーナルでは、「最も影響力のあるビジネス思想家トップ20」に選ばれる。2010年11月には公務等に長年にわたり従事し、成績をあげた人に贈られる瑞宝中綬章を受章した

及部敬雄 : Silver Bullet Club(チーム名)所属。株式会社デンソーエンジニア。一般社団法人アジャイルチームを支える会理事。AGILE‐MONSTER.COM(個人事業主)。エンジニアとして、様々なドメインのプロダクト開発・運用・新規事業立ち上げを経験。そこで得た実践知をアジャイルコミュニティなどで発信し続けている。また、アジャイルコーチ(個人事業主)として様々なチームや組織の支援もしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • だ さん

    仕事でアジャイル形式でシステム開発を発注する可能性が出てきたため、ノウハウ本のつもりで購入して読んだ。ところが読んでみるとアジャイルとは奥深い。読む前は「ウォーターフォール」に対する「アジャイル」くらいのつもりでいたが、どうやら単なる手法論ではないようだ。仕事への向き合い方から組織設計、リーダーシップまで含めて様々な点で異なる。源流を遡ると野中先生のSECIモデルまでたどり着くというのだから驚きだ。正直、これは体験してみないとわからんな…と思った。まぁそう思えただけでも読んだ意味があるかもしれない。

  • Kenta Sasa さん

    スクラムの基本的な要素、関連する代表的なプラクティス、大規模スクラムの手法といった情報と、実践者による様々な変革の歴史が書かれています。 ここまででスクラムの概要やイメージをある程度掴めるかと思います。 個人的にはその先の野中先生によるスクラムを再考してみるパートがグッときました。スクラムに慣れてきた人でも新しい視点を追加できる本だと思いました。

  • monotony さん

    8年ぶりの改定。事例や大規模化など時代に合わせたアップデートがきちんと盛り込まれています。いまではアジャイルという考え方はだいぶ普及したと思うけど、思い返してみると、この本の初版が出た頃が自分の中のアジャイルのはじまり、当時の職場であれこれ苦労したのを思い出す。そして最後の対談の野中先生の「イノベーションというのは、言うなれば「思いの実現」です」も健在。何度読んでもシビレますね。初版の時にも同じ感想書いてる。笑

  • 蕎麦 さん

    スクラム開発にとりくむために、何冊かの中から選び読んでみた。自分は営業サイドの人間でPoとして携わっているのだが、 システムのことを詳しく知らない者にとってもわかりやすく大変勉強になった。後半は論文の解説や概念の紹介に重きを置いており今の自分にはまだ不要かなと感じました。

  • さな さん

    平鍋氏のセミナーは、2000年代に3回受けている。といえより、1回受講した際にその余りの熱量に感銘を受けて同じ内容と知りながらさらに2回受けたのだ。野中先生はいうまでもなく「知識創造企業」の著者。そんな方々の書の第2版、読まないわけにはいかなかった。内容としては、アジャイルの手法や考え方はセミナーで受けた内容とほぼ同じ。第二部の各大手企業での実践報告は、コムウェアとKDDIのが参考になった。なにより面白いのは、平鍋氏のセミナーで感じた熱量を、平鍋氏ではなく御年86歳の野中先生の言葉からより強く感じたこと。

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