鍬ヶ崎心中 幕末宮古湾海戦異聞 小学館時代小説文庫

平谷美樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094070217
ISBN 10 : 4094070214
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
追加情報
:
368p;15

内容詳細

幕末から明治へと移り変わる動乱期、明治二年三月に盛岡藩鍬ヶ崎村で発生した宮古湾海戦。時代の転換点となる戦いの中で、旧幕府軍の男・和磨に思いを寄せた女・千代菊の波乱の物語。新政府軍優勢で推移する戊辰戦争の末期、旧幕府軍に忠誠を誓う七戸和磨は、宮古の地で、新政府軍の軍艦に対してアボルダージュ(移乗攻撃)の決行を目論む。それは死を意味する捨て身の作戦であった。激動の時代に翻弄される和磨。男の強行を思いとどまらせたい千代菊。二人の生き様を鮮烈に描く。宮古の地の歴史を見つけ続けた著者が描ききった渾身の歴史大河ドラマ。

【著者紹介】
平谷美樹 : 1960年岩手県生まれ。大阪芸術大学卒業後、岩手県内で中学の美術教師を務める。2000年第一回小松左京賞受賞。2014年「風の王国」シリーズで歴史作家クラブ賞シリーズ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Myrte さん

    読友さんの感想を見て読んでみた。幕末死にきれなかった脱藩藩士と元女郎のほんのり恋話。元女郎の心情に共感できてよかった。表紙の浅黒いおじさんは全然イメージが違うのでなんとかならんかったのか。

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平谷美樹

1960年岩手県生まれ。大阪芸術大学卒。2000年『エンデュミオンエンデュミオン』でデビュー。同年『エリ・エリ』で第1回小松左京賞を受賞。14年「風の王国」シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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