マルセル・デュシャンとは何か

平芳幸浩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309256092
ISBN 10 : 4309256090
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
304p;19

内容詳細

マルセル・デュシャンっていったい何なんだ。超一流の画家でもなければ、世界の名だたる美術館に作品が飾られているわけでもない。男性用小便器を“泉”と名づけて偽のサインをして展覧会に出品しようとしたり、工業製品がそのままアート作品になる方法論を編み出したり。かと思えば、巨大なガラスに謎の図像を描いた作品を未完成のまま放置したり。キネティック・アートの先駆と言われ、コンセプチュアル・アートすら始めてしまった人。で、もう一度問うけれど、「あらゆる現代アートの祖」と言われるデュシャンって、じゃあいったい何なんだ?本書は、ブリリアントなデュシャン研究で吉田秀和賞を受賞した第一人者による、最新の研究成果を反映した平明でポップな書きおろしデュシャン入門。謎に満ちた彼の人生と作品、そして作品以外のもろもろまで、手に取るようにわかります。

目次 : 第1章 画家としてのデュシャン―遅れてきたキュビスト/ 第2章 レディメイドを発明する/ 第3章 「花嫁」と「独身者」の世界/ 第4章 「アート」ではない作品を作ることは可能か/ 第5章 アートとチェス―Iとmeのちょっとしたゲーム/ 第6章 美術館に投げ込まれる「遺作」―現代アートとデュシャン

【著者紹介】
平芳幸浩 : 1967年大阪府生まれ。1990年京都大学文学部卒業。2000年同大学院文学研究科博士課程単位認定退学。以後、2008年まで国立国際美術館学芸課に勤務。2004年博士(文学)取得。現在京都工芸繊維大学デザイン・建築学系准教授。著書に、『マルセル・デュシャンとアメリカ―戦後アメリカ美術の進展とデュシャン受容の変遷』(ナカニシヤ出版、2016年、吉田秀和賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Hiroo Shimoda さん

    現代アートの祖のような人。既成品はアートなのか▶️アートでないとは何か🔁アートとは何か 分かりやすい入門書で、入口くらいには立たせてくれた気がする。

  • ひこ丸 さん

    デュシャンの事が知りたくてよんでみたが、まだまだわからないことだらけ。三次元に収まらない表現を志向したのか。

  • junko_in_tokyo さん

    便器、大ガラス、女装作品、エロティックな遺作、そしてチェスプレーヤーとしての顔……。デュシャンは作品も行動も謎だらけで、どうにも把握しづらい芸術家だったが、この本を読んでようやく像を結んできた。難しすぎず、易しすぎず、絶妙なバランスの入門書。「レディメイド」「極薄(インフラマンス)」といった概念も、今までになく「わかる」感じ。マルセル・デュシャンとは「誰か」ではなく「何か」という点がミソなのだ。同著者の『マルセル・デュシャンとアメリカ』等、デュシャン関連本を読んでもっと深掘りしたいと思わせる刺激的な書物。

  • Morinobu Ishikawa さん

    どんなに勉強しても「?」が付きまとう現代アート。関連書籍を何冊読んでも理解が深まらない。3次元の作品も多いこの分野。わかりやすく書くことができる専門家はいないのでは? なんて考えていたときに出会ったのが本書。すごい! わかりやすい!! 現代アートの巨人・デュシャンに焦点を絞っているからかもしれないけれども、デュシャン自身が現代アート全体を体現している人だから、これ1冊で、他のどの本よりも現代アートがわかる。20世紀のアートについて知りたい初級者におすすめ。フィラデルフィア美術館に行きたくなってしまった。

  • トーテムポールさん さん

    よく分からないでお馴染みの現代アートの、祖といえるぶっ飛び級のよく分からなさ、デュシャンの入門書。難解な彼という概念を、程よい歯ごたえで何かしらわかったような気にさせてくれる本。彼の生涯の流れを、生み出した何かしらと一緒に解説。読む前は正直、レディメイドとか、例の泉とかぐらいしか知らなかったんだけど彼はその、ほとんどその真逆と言っていい事もしているらしいし、チェスだし、ビジネスだし、なんなのなの。しかし、デュシャンという概念が、訳がわからん事が「分かった」ので、この手の本にしては破格の読みやすさではある。

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