いわしバターを自分で 文春文庫

平松洋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167918477
ISBN 10 : 4167918471
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
271p;16

内容詳細

緊急事態!?ならば今こそ、大量の牛乳を煮詰めて日本版チーズ“蘇”を作る。巣ごもりの気晴らしには、ふきのとうを香りごと春巻きにして、ビール片手に揚げたてをパクリ。そして「クッキングパパ」も絶賛した平松オリジナル「パセリカレー」の味とは。不安な日常でも、喜びは手放さない!大人気の美味エッセイ。

目次 : 1 初めての巻柿(サツカン/ しゃらくせえ ほか)/ 2 いわしバターを自分で―コロナ禍の日々 2020‐2021(2020年4月2日(木)オットの出番/ 4月7日(火)ホタルイカの理不尽 ほか)/ 3 ほや飯を炊く(緑のツブ/ 新しい肉焼き ほか)/ 4 薪の火(きのこを青森で/ 雑穀を谷川岳で ほか)

【著者紹介】
平松洋子 : 作家、エッセイスト。岡山県倉敷市生まれ。東京女子大学文理学部社会学科卒業。食文化と暮らしをテーマに執筆活動を行う。『買えない味』で第16回Bunkamuraドゥマゴ文学賞、『野蛮な読書』で第28回講談社エッセイ賞、『父のビスコ』で第73回読売文学賞を受賞

下田昌克 : イラストレーター。1967年、兵庫県生まれ。1994年から2年間、中国、チベット、ネパール、インド、ヨーロッパを旅し、現地で出会った人々のポートレイトを描き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のぶ さん

    平松さんの一連の食エッセイの最新作。いつもタイトルは「○○を△△」で△には地名がいつも入っているが、今回は、自分で。読んでいてこれはコロナ禍にあるのだと分かった。そんな事には関係なく、内容は面白かった。本作は食べ物の話題にこだわらず、日常生活にも及んでいて興味深かった。これもコロナの成せる業なのだろうか?もちろん食べ物の話題も豊富で、週刊誌の1年10か月分の書籍化なので、季節それぞれの食材や、それにまつわる話題を楽しませてもらった。特に本の終盤の「薪の火」というコーナーが特に気に入った。

  • 佐々陽太朗(K.Tsubota) さん

    平松洋子氏のエッセイ集。食べものにまつわるエッセイ、それもところどころに簡単な料理レシピが書いてあるとなるとまさに私の好物だ。食べものの好みは合うと思う。物事の価値観も合っていると感じる。「たわしと私」と題された章に書かれた「亀の子束子」愛など、「いいね」を何度も押したいほどだ。ただ一点、共産党副委員長山下芳生参議院議員が自宅キッチンから語りかけるツイート動画のファンであられるのはどうにもいただけません。玉に瑕とはこのことか.。目を覚ましていただきたい。この部分は読まなかったことにする。

  • chiseiok さん

    やっぱ楽しかった。このシリーズ、初期の谷口ジロー氏とのタッグがあまりにも自分ど真ん中過ぎて、ジロー氏逝去の後はそのショックからしばらく遠ざかっていました。(安西水丸さんがダメでは無く谷口ジローさんが好き過ぎなだけ^^;)今回、“銀座”でもなく“下町”でもなく“自分で”とのイレギュラーなタイトルに惹かれ久々購入。激しく変化してゆく食の状況に対して、戸惑いつつも逞しく折り合いをつけてゆく作者のスタンスに感銘。相変わらず光るその語彙力と表現力。いわしバターは即試したいし、噂のパセリカレーもオラチャレンジすっぞ!

  • tetsubun1000mg さん

    コロナ過が始まってからの世の中と飲食店や栽培農家などの状況も触れられているのだが、行間から応援したいという気持ちがにじんでくる。 読書からは阿部直美さんの「お弁当の時間が嫌いだった」を読んで阿部了、直美夫婦が写真とインタビューで書き上げた「おべんとうの時間」に続けているショウガ非常に良かった。 両作品ともによく見て読まれているのが分かる。 エピソードとして書かれている姫野カオルコさんの「フキノトウのヒメノ式」うえやまとち氏絶賛の「パセリカレー」表紙の「いわしバター」の章が料理も好みで味わい深い。

  • あつこんぐ さん

    お風呂のお供本。食にあまり興味がなく「食べれればいいや」の人なので、平松さんのような丁寧な料理ができる人に憧れます。食べさせなければいけない家族がいるからご飯を作るけど、自分のための料理はめんどくさいなぁ。平松家の冷蔵庫に期限切れのカリカリになった納豆があるのだけはうちと同じですが、新しい納豆と混ぜて食べると美味しいとは知りませんでした。新鮮で旬な野菜が安く買えるお店があるので、私も時間に余裕がある時は丁寧なご飯を作ってみたいと思います。

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平松洋子

作家、エッセイスト。岡山県倉敷市生まれ。東京女子大学文理学部社会学科卒業。食文化と暮らしをテーマに執筆活動を行う。『買えない味』で第16回Bunkamuraドゥマゴ文学賞、『野蛮な読書』で第28回講談社エッセイ賞、『父のビスコ』で第73回読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載され

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