琉球国王の肖像画「御後絵」とその展開

平川信幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784784220762
ISBN 10 : 4784220763
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
追加情報
:
284p;26

内容詳細

琉球絵画は、その歴史と同じように独自の輝きを放っていたが沖縄戦によって多くの作品が失われた。今日、残されている琉球絵画の作品は、日本や中国、韓国など東アジア諸国との交流の中で展開した作品群の一角でしかない。その研究は、辛うじて残った断片を手掛かりに、作品の存在を証明していくことから始めなければならないのである。
本書は、琉球絵画の中でも、国王の肖像画「御後絵」や『片目地頭代(喜久村拒潤j画像』など数々の名作が描かれた肖像画に焦点をあて、現存する作品だけでなく戦前に撮影されたガラス乾板や豊富な文献資料によって、その描写的特徴や様式の変遷などの考察を行った、琉球絵画史上初の体系的叙述である。

【著者紹介】
平川信幸 : 沖縄県沖縄市出身、1976年生れ。別府大学文学研究科博士課程前期文化財学専攻修了。沖縄県立芸術大学博士課程後期修了、博士(芸術学)。専門は琉球・沖縄絵画史。特に図像分析を研究テーマとしている。2005年より沖縄県立博物館に勤務。沖縄県立博物館・美術館の立ち上げスタッフとして美術品、歴史資料の調査に関わる。2008年に琉球から中国皇帝へ献上された北京故宮博物院の漆器の里帰り展「甦る琉球王国の輝き」を担当。2011年から2022年まで県教育庁文化財課主任専門員。2023年から沖縄県立博物館・美術館主任学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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平川信幸

沖縄県沖縄市出身、1976年生れ。別府大学文学研究科博士課程前期文化財学専攻修了。沖縄県立芸術大学博士課程後期修了、博士(芸術学)。専門は琉球・沖縄絵画史。特に図像分析を研究テーマとしている。2005年より沖縄県立博物館に勤務。沖縄県立博物館・美術館の立ち上げスタッフとして美術品、歴史資料の調査に関

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