転生ナイチンゲールは夜明けを歌う 薄幸の辺境令嬢は看護の知識で家族と領地を救います! 1 Saga Forest

干野ワニ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784891999391
ISBN 10 : 489199939X
フォーマット
出版社
発行年月
2023年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;19

内容詳細

侯爵家に生まれたフロルは、熱病で生死の境をさまよった12歳のある朝、看護師だった前世の記憶を取り戻した。謎の急回復を遂げたフロルは、前世から引き継いだ知識を駆使して身の回りの環境改善を図っていく。しかし、肝心の侯爵家は領地の凶作続きで借金まみれ。しかも両親はすでに死亡。残っているのは、膝の痛みでいつも不機嫌な当主の祖父と4年も部屋から出てこない引きこもりの兄だけ…。ちょっと待って、この無気力な小夜啼鳥のお世話まで私がするんですか!?アラサーの処世術と前世の知識をフル活用!「異世界看護ライフ」、スタート!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nishiyan さん

    前世で看護師だった記憶を取り戻した侯爵令嬢フロル。両親は既に亡く、家族は古傷の痛みで始終不機嫌な祖父とある事件から4年引きこもっている兄アルベール、凶作から領地は借金過多と絶体絶命の状況から前世の知識を生かして運命を切り開く異世界転生もの。看護の知識と人生経験で歪んでいた家族関係を改善する様は心地よく、不器用な二人が前向きになったのはよかった。それ以外の知識では御用商人ギィや領主代行を務めるルイとのやりとりは一筋縄ではいかなかったのも興味深い。舞台を王都に移してからも新たなフラグが立って…。次巻が楽しみ。

  • bulbul さん

    目覚めたら死にかけド貧乏の侯爵令嬢になっていたミヤコことフロランス。両親死亡、祖父は不機嫌、兄は引きこもり。無理ゲーから始まる転生ライフ。サクサク改善とはならないけれど、地道に盛り返していくのが楽しかった。何といっても引きこもりの兄が失意の中でも聡明で優しい心を失わずもう一度立ち上がる姿に感動した。兄推しです。あと商人はやり手過ぎて残念。尽くしたのにやり方が…。残念でした。

  • なぎ さん

    前世で看護師をしていたミヤコは事故にあったと同時に侯爵令嬢・フロルに転生していた。両親は死亡・兄は引きこもり・祖父は古傷が痛むせいで不調という大変な家族関係の上に家計が火の車。フロルは前世の知識を駆使して状況改善に乗り出していく。兄も祖父も不器用なだけで心の底ではフロルを大切に思っているのが救いでした。フロルの行動で自信のなかったアルベールがフロルの危機の為に立ち上がる展開はきちんとお兄ちゃんらしくてグッときた。恋愛要素も次巻から入れてくるのかな?商人か謎多き王弟か、兄ルートでも嬉しい(ぇ)

  • 菊地 さん

    「看護の知識」を十全に生かす前段階としての家族関係・家計の改善展開。 何らかのチートで快刀乱麻とはいかないものの、一つ一つ問題を解決していって、状況を良化していっているのでしみじみと面白い。 「ナイチンゲール」的な看護知識無双するようになるともっと面白くなりそうなので、続きも読みたいですね。

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人物・団体紹介

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干野ワニ

愛媛県出身。Web小説投稿サイトで活動し、2023年、『転生ナイチンゲールは夜明けを歌う〜薄幸の辺境令嬢は看護の知識で家族と領地を救います!〜1』(一二三書房)でデビュー。同年、「千夜一夜ナゾガタリ〜義妹の身代りで暴君に献上されたまま忘れられた妃は、後宮快適ニート生活を守るため謎を解く〜」で第8回カ

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