息子が生まれた日から、雨の日が好きになった。

幡野広志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591178720
ISBN 10 : 4591178722
フォーマット
出版社
発行年月
2023年08月
日本
追加情報
:
239p;19

内容詳細

息子、病気、写真、旅行…写真家が1枚の写真とともに綴る、ありのままの日常。古賀史健とのロング対談「エッセイでも写真集でもない、あたらしい本のかたち」収録。

目次 : 冬の深夜に思うこと/ 酉の市の焼きそば屋さん/ 小説と安楽死について/ ワクワクする買い物/ お年玉でお金の教育/ 治療のこと/ 旅の線/ 香典返しにしたいくらいの/ ホテルの価格とクオリティー/ 17歳と37歳/ 新型コロナウイルス/ 悟飯とピッコロ/ 外出自粛の週末/ あたらしい日常を生きる/ 息子の質問にこたえる/ 料理がはかどっている/ チョココロネをわけあって/ スタバのソーシャルディスタンス/ 児童憲章/ 顔は覚えているけれど〔ほか〕

【著者紹介】
幡野広志 : 1983年、東京生まれ。写真家。2004年、日本写真芸術専門学校をあっさり中退。2010年から広告写真家に師事。2011年、独立し結婚する。2016年に長男が誕生。2017年、多発性骨髄腫を発病し、現在に至る。近年では、ワークショップ「いい写真は誰でも撮れる」、ラジオ「写真家のひとりごと」(stand.fm)など、写真についての誤解を解き、写真のハードルを下げるための活動も精力的に実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よつば🍀 さん

    今年読了した岸田奈美さんのエッセイで初めて幡野広志さんの存在を知った。岸田さんの言葉もさることながら、写真家である幡野さんの言葉がとても印象に残ったので本書を手に取る。2017年に多発性骨髄腫を患っている事を公表された幡野さん。だが文章に悲壮感はなく、穏やかで時に軽妙な語り口は優しく心に届く。エッセイと共に掲載されている写真は風景写真もあるけれど、日常のひとコマを切り取ったものには被写体を見つめる幡野さんの温かな眼差しが感じられ、胸が一杯になる。どうか幸せな時間が長く続きますようにと祈りながら本を閉じた。

  • Karl Heintz Schneider さん

    このタイトルは反則だと思う。息子を持つ父親なら気になるに違いない。タイトルからてっきり小説かと思ったらエッセイだった。著者の幡野さんはプロの写真家であると同時にエッセイも何冊か出しているらしい。内容は仕事のこと、家族のこと、病気のこと。氏は多発性骨髄腫を患っており、そのことに関するエピソードもちらほら。症状が辛い時に1歳の息子さんがアーアーと言いながら顔をペチペチと叩いてくれた。そのことがどれほど励みになったかと書かれている。子育て経験のある方ならわかると思う。我が子はそばにいてくれるだけで尊いもの。

  • たっきー さん

    写真家によるフォトエッセイ集。エッセイの章ごとにその内容に合わせた写真があって、とてもマッチしている。前半は身体や病気(多発性骨髄腫)についての内容が多く、後半は息子や日常生活の話が多くなった。著者と古賀史健氏による巻末の対談でそのことに触れられていた。自分の不安を言語化することで自身の不安は減っても、妻の不安が大きくなり、2人のトータルの不安総量が却って大きくなるので自分のために余計な不安は出さないということだった。著者にはお元気で、家族と楽しい時間を送って欲しいと願う。

  • しょうご さん

    写真と言葉をセットで発信するというのを試しながらやっていきたいと思いました。

  • ebi kan さん

    病気のことにはあまり触れずに日常で起こった出来事を中心に書いてある文章と写真がセットになったエッセイ。気さくであっけらかんとしている幡野さんの人柄が文章からうかがえる。日常の何気ない風景を切り取った写真が文章によって意味を持たせてくれる。 写真とことばがセットで、写真じゃ伝わりにくいこともことばを添えてあげれば伝わりやすくなるというのは新たな発見でした。 特に「チョココロネをわけあって」の息子さんとのやり取りが微笑ましくて好きです。

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幡野広志

1983年、東京生まれ。写真家。2004年、日本写真芸術専門学校をあっさり中退。2010年から広告写真家に師事。2017年、多発性骨髄腫を発病し、現在に至る。近年では、ワークショップ「いい写真は誰でも撮れる」、ラジオ「写真家のひとりごと」(stand.fm)など、写真についての誤解を解き、写真のハー

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