ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。

幡野広志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569841250
ISBN 10 : 4569841252
フォーマット
発行年月
2018年08月
日本
追加情報
:
207p;19

内容詳細

余命宣告を受けた35歳の父が2歳の息子に伝えたい大切なこと。

目次 : 1 優しさについて、僕が息子に伝えたいこと(名前は誓いとプレゼント/ 優しさは行動 ほか)/ 2 孤独と友だちについて、息子に学んでほしいこと(「親の悪知恵」は生きるすべ/ 「友だち100人」の呪い ほか)/ 3 夢と仕事とお金について、息子に教えておきたいこと(夢と仕事とお金の関係/ 世界と視野を広げる ほか)/ 4 生と死について、いつか息子と話したいこと(病気は鏡/ 命の経験 ほか)

【著者紹介】
幡野広志 : 1983年東京生まれ。2004年日本写真芸術専門学校中退。2010年広告写真家高崎勉氏に師事。「海上遺跡」Nikon Juna21受賞。2011年独立、結婚。2012年エプソンフォトグランプリ入賞。狩猟免許取得。2016年息子誕生。2017年多発性骨髄腫を発病(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ホッパー さん

    すごく良かった。今まで幡野さんの人生相談本は読んでいたけれど、それは相談者である大人向けで、重く厳しい内容も多かった。この本は息子さんに想いを伝えるつもりで書かれているため、全編言葉が温かくとても優しい。一つ一つの言葉に嘘や無駄がなく納得する。また読み返したい本。幡野さんの本に辿り着いて良かった、と改めて感じた。

  • モルク さん

    34歳で多発性骨髄腫を発症し余命3年と宣告されたカメラマンの幡野さんが息子さんに伝えたいことを綴る。2歳の息子への想い、精一杯の愛を感じる。綺麗事を綴っているわけではない。学校は理不尽を学ぶ場所であり、運動会の繰り返し行われる予行練習は運動会は親に見せるものという面があること、夢は○○になりたいという職業を語るのではなくその先にあるもの…といろいろと頷けるところがあった。息子さんが大きくなったとき本書、父の言葉をどのように受け止めるのか。その時照れ笑いしながら息子さんを見つめる幡野さんが隣にいるといいな。

  • ぶんこ さん

    2歳の息子さんを持つ親としては、余命3年は辛い。言葉として子に残したい気持ちが強く伝わってくる。『やりたいことは、やれるうちにやっておいたほうがいい』。これこそ伝えたいことの1番目でしょう。やりたくてもやれなくなって初めて知る真実。18歳になったら、親から100万円を貰って世界放浪一人旅というのにも激しく共感。安いバイトで若さを無駄にして欲しくないという気持ちは、賛否両論でしょうが、余命3年の父としての気持ちとして素直に胸に迫りました。自分より圧倒的に弱い存在の子どもを守りたい親心に溢れていました。

  • アマニョッキ さん

    1万円選書1冊目。ちょうどこの前BRUTUSの漫画特集で幡野さんが「マイブロークン・マリコ」を選ばれていたのを見て(他の漫画のセレクトも含めて)、なんて自分と趣味が合うのだろう!!と感激していたところにやってきてくれたこの作品。これだから本との出会いはやめられない。勝手に趣味が合うなんて浮かれていたけれど、幡野さんはわたしなんかとはくらべものにならないくらい、優しく強くかっこいい「親」でした。親をへこたれそうになったときにはこっそり取り出して、ちょっぴり泣きながら読み返したいと思います。

  • kayo さん

    彼と同じ境遇にならない限り、彼の心情を理解することは出来ないと思いますが、綴られる言葉に共感する部分は多々ありました。自分の内側にも、取り巻く広い外側にも澄んだ視点を放つ彼の文章は怜悧で正直で強くて優しい。出版当時はお子さんは2歳、意思の疎通も出来て、赤ちゃんっぽさもまだあって可愛い頃。我が子に向けて残しておきたい思いがどれほどあるかと思うと、全くの他人の私でも切なく胸が締め付けられます。私も親ですがまだまだ未熟、そんな私を見て「自分はどうする、どうなる」と考えられる人に息子がなってくれれば良いな。

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人物・団体紹介

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幡野広志

1983年、東京生まれ。写真家。2004年、日本写真芸術専門学校をあっさり中退。2010年から広告写真家に師事。2017年、多発性骨髄腫を発病し、現在に至る。近年では、ワークショップ「いい写真は誰でも撮れる」、ラジオ「写真家のひとりごと」(stand.fm)など、写真についての誤解を解き、写真のハー

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