なんで僕に聞くんだろう。

幡野広志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344035683
ISBN 10 : 4344035682
フォーマット
出版社
発行年月
2020年02月
日本
追加情報
:
269p;19

内容詳細

「クリエイターと読者をつなぐサイトcakesで、2019年にもっとも読まれた連載」「1000万人が読んだ人気連載」が待望の書籍化!「cakesで歴代ナンバー1のPVを獲得した記事」も収録。

「家庭のある人の子どもを産みたい」「親の期待とは違う道を歩きたい」「いじめを苦に死にたがる娘の力になりたい」「ガンになった父になんて声をかけたらいかわからない」「自殺したい」「虐待してしまう」「末期がんになった」「お金を使うことに罪悪感がある」「どうして勉強しないといけないの?」「風俗嬢に恋をした」「息子が不登校になった」「毒親に育てられた」「人から妬まれる」「売春がやめられない」「精神疾患がバレるのが怖い」「兄を殺した犯人を、できるならば殺してやりたい」……
なぜ彼らは、誰にも相談できない悩みを、余命数年の写真家に打ち明けるのか?
人生相談を通して「幡野さん」から届く言葉は、今を生きるすべての人に刺さる”いのちのメッセージ”だ。

【著者紹介】
幡野広志 : 写真家。1983年、東京生まれ。2004年、日本写真芸術専門学校中退。2010年から広告写真家・高崎勉氏に師事。同年「海上遺跡」で「Nikon Juna21」受賞。2011年、独立し結婚する。2012年、エプソンフォトグランプリ入賞。2016年に長男が誕生。2017年、多発性骨髄腫を発病し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kou さん

    最初の文章が「ぼくはガン患者だ。残念ながら治る見込みはないけど、あと数年であろう命を楽しんでいます。」・・・衝撃的な始まりだった。そして、どの相談に対しても、歯に衣を着せぬ言葉、皮肉の効いた例え・・・どれも心に突き刺さる内容だった。他の著書も読んでみたい!そう強く思える魅力ある一冊だった。

  • ゼロ さん

    癌になった写真家、つまり著者に人生相談したものを纏めた一冊。著者の回答は、変な忖度はなく、真っ直ぐに回答しています。余計な言葉がない分、厳しく聞こえる回答もあり、質問者が望んでいない回答をしている可能性はあります。あとがきに、人の悩みは人間関係にあり、悩む人というのは不安であり、答えに自信がないというがそうかもしれない。人と同じ答えでない時に、その答えで良いのか悩むから第三者に相談したくなるが、自分が信じたらそれ正解なのだ。他、回答に愚痴を言う人は、話がつまらないから嫌われる…とズバズバ書いてて気持ち良い

  • mukimi さん

    本当に色々な人に会い色々なことを考えてきた方なのだと感じる(実際かなりフットワーク軽い方のよう)。自分も仕事柄人の悩みを聞くことが多いので質問を読んでから幡野氏の回答を読む前に自分ならどう答えるか考えてみた。自分に無い視点が多く(特に親や人生指南書って世代が違うから答えも違うってところ)、自分の未熟さを知った(悩み相談された時点で信頼されてることに酔ってたかも)。悩み相談者は背中を押して欲しいだけ、だから相手の答えを探ることが大切というメッセージは胸に刺さった。問題解決と共感のバランス…難しい。

  • けんとまん1007 さん

    精一杯、真摯な姿勢で臨んでいるのが、とてもよく伝わってくる。変にかっこつけたところもないのが、とてもよい。こんな風に、相手のことを考えることができると、自分のありかたも変わるだろうと思う。

  • ホッパー さん

    すごい本。ガン患者である幡野さんが、重めの人生相談に次々答えていく。人からどう言われるか、見られるかという部分を排除して答えているからか、普通言わないようなことまでバッサリ言い切っている。他の人生相談とは一線を画していると感じた。

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人物・団体紹介

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幡野広志

1983年、東京生まれ。写真家。2004年、日本写真芸術専門学校をあっさり中退。2010年から広告写真家に師事。2017年、多発性骨髄腫を発病し、現在に至る。近年では、ワークショップ「いい写真は誰でも撮れる」、ラジオ「写真家のひとりごと」(stand.fm)など、写真についての誤解を解き、写真のハー

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