なぜ世界の隅々で日本人がこんなに感謝されているのか PHP新書

布施克彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569831466
ISBN 10 : 456983146X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
260p;18

内容詳細

いま世界各地で中国の存在感が大きくなっている。確かにマンパワーやカネの力では日本はこの大国に太刀打ちできない。しかし日本人には日本人ならでは「個人力」がある。きめ細やかさ、誠実さ、相手を真剣に思う心持ち…。そのような「強さ」を発揮して、発展途上国で地に足がついた地域貢献を行っている日本人が確かにいる。マーシャル諸島で水問題に取り組むショップマネージャー、元ソニーでいまは南アフリカで移動図書館を走らせる男、一筋縄ではいかないインド人たちの心をがっちりつかむ男…日本人ビジネスパーソン(元会社員を含む)の強さに迫る。

目次 : 第1章 マーシャル諸島―金物屋のオヤジが環境問題と闘う/ 第2章 南アフリカ―元ソニー、いまは子どもたちに本を届ける/ 第3章 ナイジェリア―どこでも人は人、皆同じ/ 第4章 日本の技術でケニアを伸ばす/ 第5章 タンザニアの大統領を山形に呼んだ男/ 第6章 アフリカの土になった商社マン/ 第7章 インドで歌うビジネスマン/ 第8章 バングラデシュで貧困と闘う/ 第9章 ミャンマーの闇を照らしてきた日本人たち/ 第10章 嫌日嫌韓を超えて

【著者紹介】
布施克彦 : 1947年東京生まれ。一橋大学商学部卒業後、総合商社(三菱商事)勤務、主に鉄鋼貿易業務に従事。その間、ナイジェリア、ポルトガル、アメリカ、インドに計15年勤務。99年退社後、2003年より著述業、NPO活動など

大賀敏子 : 一橋大学卒業後、1983年環境庁(現環境省)、UNEP(国連環境計画)、タンザニアJICA専門家、JICA国際協力専門員、タイ国連アジア太平洋経済社会委員会。99年から再びUNEP勤務、ナイロビ(ケニア)在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hiyu さん

    インフラ等の整備やソフトパワー的関与だけで、ここまでの支持を得たわけではないことが確認できた。本文中の、先人たちの財産を食いつぶしているのではないか?という指摘には素直に同意。

  • unamaster さん

    国際開発、国際ボランティア関係。海外、特に開発が遅れている国における日本人ビジネスマンの活躍を集めている。紹介されているどの人にも共通していることは、様々方法は異なっていますが、その国の人にどう信用されるかがキーになっていることと、現地の人が不幸せではないと口を揃えて言っています。「豊かだ」「生命力があり力強い」「誰もがいい人」等々、何回も騙されたり痛い目にあってもそう言うのはなぜだろう?本書では愛情だと言っているが、、、。

  • Humbaba さん

    相手が信用できるかどうかは、その人の役職からだけでは判断できない。一緒に行動をして、それの成果が期待する、あるいはそれを越えるものであるからこそ信用される。最初の入口はそれとは無関係な他の日本人の評価だったかもしれないが、それだけでは今までの遺産を食い潰すだけでしばらくすれば関係は変わってしまう。

  • くらーく さん

    日本人がと言うが、結局は個人であり、その人がたまたま日本人だった。。 でも、人格を作るのは風土も関与するし、というところかなあ。勤勉性だったり、責任感だったり。 一部を取り上げて、日本人とくくるのはどうかと思うけど、こういう人がいるという事は知っていて欲しいかな。

  • Go_with_twill さん

    最近、国内メディアで「日本すごい!」みたいな取り上げが多い気がするので、気になって読んだ一冊。結局は個人というのが印象。しかも、著者の続柄がいわゆる日本でよく知られている商社勤めの人が多く取り上げられているので、誰でもできる、ではなく適応する能力がある人ができたという印象を強く持ちました。それでも、いろいろな国や地域で日本をバックグラウンドとする人が活躍するのは嬉しいことですね。

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布施克彦

1947年東京生まれ。一橋大学商学部卒業後、総合商社勤務。主に鉄鋼貿易業務に従事。その間、ナイジェリア、ポルトガル、アメリカ、インドで計15年勤務。1999年退社後、2003年より著述業、NPO活動などを開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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