メメントラブドール MEMENTO LOVE DOLL

市街地ギャオ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480805218
ISBN 10 : 4480805214
フォーマット
出版社
発行年月
2024年10月
日本
追加情報
:
144p;20

内容詳細

私には幾つか顔がある。裏アカ男子、男の娘キャスト、院卒若手正社員――ペルソナたちがハレーションする新宿区在住20代♂の令和五年。第40回太宰治賞受賞。

【著者紹介】
市街地ギャオ : 1993年、大阪府生まれ。大阪府在住。会社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    第40回太宰治賞受賞作ということで読みました。裏アカ男子、男の娘キャスト、院卒若手正社員、複数の顔を持つ令和男子?の物語、 LGBTQは否定しませんが、地球の自浄作用、人類は滅亡に向かっているような気がします。 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480805218/ 【読メエロ部】

  • 岡本 正行 さん

    これまで多くの本を読んで、それなりに、ためになった、面白かった、興味を持ったと様々な思いが残った。この本は、ラブドールとは全然、関係ない、あのLGBTQ仲間の話、気色悪い、異様、その筋の人には面白いだろう。読むのではなかった。まして筑摩書房が、こんな本を出版するなんて、驚きとともに、識見を疑う。変態、それだけだ。所詮、他人事であるし、関心も興味もない。こんな本を図書館から借りて読んだこと自体、恥ずかしい。ゲイとかトランスジェンダーとか、そのもの気色が悪い。つまらん本というより、本であってはならない内容

  • aki☆ さん

    読メや他でも紹介されているのを目にしたので読んでみた。【太宰治賞】初読み。昼はサラリーマンで夜は『男の娘』、隠れてノンケを喰い漁る主人公。薄い本だしサラッと読めるかと思ったらめちゃくちゃ読み難くくてびっくり。略語やネットスラングが多用されていて、またその意味が分からない。最初はググッてたけど直ぐに諦めた。いくつもの顔を持っていてもどれも中途半端で、何がしたいのだろうと思ったけど本人も分かっていないのかもしれない。イライラやハラハラさせられたけど、何処か憎めない主人公だった。

  • キク さん

    主人公の若い男は、大手SIer企業で働きながら、夜はTinderでモテないチー牛ノンケ男子を漁りフェラ動画を撮り、土日は男の娘コンカフェのキャストとしておじをたぶらかす。全然知らない世界だけど、本当にこういう若い男はいるんだろう。村上龍がドラッグとフリーセックスに溺れる若者を描いて衝撃的なデビューしてから50年後、自分の性癖に正直に向き合っていながらうまく社会とフィットできない孤独な若者を描いた、同じく衝撃的デビュー作が出てきた。すごく自由奔放にみえて、結局ペルソナを脱げない。いつの時代も若いって切ない。

  • りんご さん

    昨日読み終えてからずっと(どうしてこんなに私は苦しくなってしまったのか)と考えてる。この本は現代の言葉をめっちゃ使ってて、ノリがすごく若い。「会社だるい」「陽キャの話キツイ」「上司ウザい」「ブスだからこの辺の立ち位置で良しとする」らへんの、私の普段ぼんやり思ってた不平不満、ぶちまけるわけにゃいかん本音を、わりにあからさまにした男が主人公。で、最終的に上司に説教されたり、案の定ダメな感じになる。フィクションなのに。ラノベならご都合で無双するのに。しんど。満足。

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市街地ギャオ

1993年、大阪府生まれ。大阪府在住。会社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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