まちカドかがく ネコノス文庫

市原真

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784991061462
ISBN 10 : 4991061466
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
539p;15

内容詳細

ポッドキャストの人気サイエンス・トーク番組『いんよう!』から生まれた同人誌『まちカドかがく』。二〇二〇年秋の文学フリマで発売され、即完売した伝説の同人誌が、文庫になって再登場。牧野曜、市原真による小説やサンキュータツオによる「お笑い文体研究」など専門的な話題を興味のない人へ届ける『いんよう!』ならではの、ユニークな世界がぎっしり詰まったファン必読の一冊。三人による文庫版だけの特別鼎談も収録。

目次 : はじめに、あるいはノイマン・ランド(浅生鴨)/ ブラーファ少女とクローラガール(牧野曜)/ 集合人工知能についての今後の展望―模倣から創造へ(マリア、榊原冬夏、忽那薫子)/ チョコレートケーキと素数/ 『まちカドかがく』文庫化記念『いんよう!』鼎談(市原真/サンキュータツオ/牧野曜)/ 中継点(牧野曜)/ Fiction Fixed,Plot Embedded(FFPE)(市原真)/ POISON GIRL BAND研究―サンキュータツオのお笑い文体論(サンキュータツオ)

【著者紹介】
市原真 : 1978年生まれ。札幌厚生病院病理診断科主任部長。医学博士。病理専門医・研修指導医、臨床検査管理医、細胞診専門医

サンキュータツオ : 1976年東京生まれ。漫才師「米粒写経」として活躍する一方、一橋大学・早稲田大学・成城大学で非常勤講師もつとめる。早稲田大学第一文学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科日本語日本文化専攻博士後期課程修了。文学修士。日本初の学者芸人。ラジオのレギュラー出演のほか、雑誌連載も多数

牧野曜 : 1977年生まれ。元生命科学研究者。医学博士。2021年3月まで東京大学・定量生命科学研究所に勤務。ポッドキャストの人気サイエンス・トーク番組『いんよう!』の主催者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • Norico さん

    サンキュータツオさん目当てで。この本できたいきさつなども存じあげず、他の方は初めて読んだのですが、小説なのか?自叙伝なのか?どういうジャンルの本か分からず最初少し困惑。面白かったけど。サンキューさんのポイズンガールズバンド考察も興味深い。まだ活動されてるのかな?ライブ行ってみたくなります

  • morelemon さん

    三者三様の文章が入る文庫。この辺は元が同人誌故でしょうか。SF小説と私小説風なものとお笑いコンビPOISON GIRL BAND論。ごった煮感もありますがそれぞれの個性が見えてよかったです。

  • まつだ さん

    作者3名、3部構成の分厚い文庫。ひとつはSF。脳を支援するデバイス少女と遺伝子少女。おそらく作者から見て、科学の到達はこのあたりなんだろうな、と思える設定。ひとつは日常の短編。旅行、写真、動画なんぞより、子供にとっては一度のネットワークプレイが思い出として鮮烈なんだな。いまそこにあるSFともいえる。ひとつは、漫才師ポイズンガールバンドの芸の推移を通して、漫才の歴史の一部を垣間見る論文。人は「私が笑うにふさわしいか」とか考えてみてるんかな。収録ネタは読むのと実際に演じられるのとではテンポが違うんだろう。

  • はひへほ さん

    いんよう!というポッドキャストを聞いて、三人の会話が面白かったので、読んでみた。 『ブラーファ少女とクローラガール』は曜さんの思考や趣向が出ていて面白かった。FFPEはポッドキャストの語りからイメージしてたのとは違った語り口で、面白かった。POISON GIRL BAND論は漫才を解剖していくのは新鮮これもまた面白かった。 自分も文章を書きたいという欲が刺激された一冊だった。

  • いちと さん

    読了。 牧野曜さんの小説がわたしの好きゾーンに刺さりまくり、図書館で借りて8割方読んだのに買ってしまったほど。 この続きどこで読めますか(真顔) なんかこう、10代で初めて触れてハマったSFの世界にまた引き戻される感覚。 星新一とか光瀬龍とか。 ヤンデル先生の作品はエッセイのような私小説のような不思議な世界観で、読み終えたあとしばしぽやんとしてしまう。 サンキュータツオさんの論説は、お笑い知らない民をも引き込む濃厚なおもしろさ。

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