源氏物語の婚姻と和歌解釈

工藤重矩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784759917536
ISBN 10 : 4759917535
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,416p

内容詳細

目次 : 1 平安朝文学と婚姻制度(源氏物語の「幸ひ」「幸ひ人」をめぐって―幸運を世間にうらやまれた女性たち/ 紫の上に対する呼称―「対の上」の用法/ 鬚黒大将の離婚と再婚―式部卿宮娘と玉鬘/ 平安朝貴族の結婚と源氏物語―物語と歴史の間/ 平安時代の倫理・道徳と源氏物語―再婚をめぐって/ 師輔集の中の婚姻―内親王との交渉をめぐって/ 蜻蛉日記「さいはひある人のためには」の解釈―道綱母における幸運と不運の意識/ 蜻蛉日記天禄二年条本文改訂試案―「三夜」「十夜」の解釈を離れて/ 婚姻制度と文学―その後の研究の現状と問題点)/ 2 源氏物語の和歌解釈(夕顔巻「心あてに」「寄りてこそ」の和歌解釈―語義と和歌構文/ 夕顔巻「心あてに」の和歌解釈再論―「それ」が指すもの/ 夕顔巻「花に心をとめぬとぞ見る」の和歌解釈―打消と完了の「ぬ」/ 紅葉賀巻「袖ぬるる」の和歌解釈―文法と和歌構文/ 真木柱巻と若菜上巻の「深山木に」んも和歌解釈―比喩をめぐって/ 鈴虫巻「わが宿からの」の和歌解釈―弁解の表現/ 源氏物語の和歌における「両義的」解釈をめぐって/ 試みがてら逢ひ見ねば―蜻蛉日記と源氏物語の引歌一首)/ 3 紫式部集注解(宣孝関係とされる歌の再検討/ 紫式部集注釈不審の条々)

【著者紹介】
工藤重矩 : 昭和21年、大分県生れ。昭和44年九州大学文学部卒業。昭和49年九州大学大学院博士課程単位取得。九州大学助手を経て、昭和50年福岡教育大学講師。現在、福岡教育大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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