中国語圏における厨川白村現象 隆盛・衰退・回帰と継続

工藤貴正

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784784214952
ISBN 10 : 478421495X
フォーマット
発行年月
2010年02月
日本
追加情報
:
22cm,367,11p

内容詳細

目次 : 序章 中国語圏における「厨川白村現象」とは何か/ 第1章 厨川白村著作の普及と評価―日本での同時代人の評価を中心に/ 第2章 民国文壇の知識人の厨川白村著作への反応/ 第3章 『近代の恋愛観』の受容を巡る翻訳者三人の差異/ 第4章 魯迅訳・豊子〓(がい)訳『苦悶的象徴』の産出とその周縁/ 第5章 翻訳文体に顕れた厨川白村―魯迅訳・豊子〓(がい)訳『苦悶的象徴』を中心に/ 第6章 ある中学教師の『文学概論』―本間久雄『新文学概論』と厨川白村『苦悶の象徴』『象牙の塔を出て』の普及/ 第7章 『近代の恋愛観』に描く恋愛論の文芸界への波及・展開―ビョルンソンとシュニッツラーの翻訳状況を例に/ 第8章 台湾における厨川白村―継続的普及の背景・要因・方法/ 終章 回帰した厨川白村著作とその研究の意義

【著者紹介】
工藤貴正 : 1955年生まれ。仙台市出身。大阪外国語大学、同大学院を卒業・修了後、北京師範大学留学。大阪教育大学助教授を経て、愛知県立大学教授。名古屋大学・博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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