じぶんのための子守歌

工藤直子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569811406
ISBN 10 : 456981140X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
127p;18

内容詳細

「ひと」っていじらしいね…100万人が感動した『のはらうた』の著者が誰よりも愛しい、大きくなった子どもたちに捧げる「人生の歌」

目次 : こんにちはそばにいるよ(こんにちは―うえむいてあ、そら/ みえない手紙―どこにいますか/ 子どものころ―ぼくが男の子だったころ ほか)/ 地球じかんのうた(まわる地球―朝がきた/ まいにち「おはつ」―目がさめてせのびして/ みずめぐり―雨つぶが雲のなかでもじもじしている ほか)/ じぶんのための子守歌(じぶんのための子守歌―吐く息がため息のように通りすぎると/ 深呼吸―息をすうと/ いのち―ひとは ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ふう さん

    『 ひとよ はなよ むしたちよ  地球のうつわの あるがまま 』 と書く工藤さん。 やさしい言葉だけど、大地にそよぐ風のようにゆったりとわたしたちの心を包み、命は美しく輝いていると語りかけてくれます。 その地球が、自然や人々が、なんだか悲しい方へと逆回りしているように思えて、自分の心から元気が失われているようなこの頃。そっと、「だいじょうぶ。いっしょにいるよ。」と言ってもらっているようでした。 風がいきつくはるか遠く。そこにきっと希望が出番を待っているから、と。

  • lonesome さん

    やっぱり工藤直子さんの詩大好きだな。言葉の言い回しも好きだけど、時に男前に感じる詩もあれば自分がありんこになったり風や雲になったりもする。自分は詩を書こうと思って書いたことはないけれど、何となくこんなふうに自分が自然の一部になった視線で世界に触れてみたらなにか言葉が湧き出てくるような気がして、今朝目を瞑ってみたら鳥がぴよぴよと鳴く声が聴こえてきた。ぴよ、ぴよ、それに応えるように他の鳥も鳴き始めた。姿の見えない名前もわからぬ鳥たちの中に聞き覚えのある鳴き声が聴こえてきた。今日も朝がきた。

  • みねたか@ さん

    他人の声や世の中の動きに右往左往する必要はない。宇宙,地球,自然を感じながら,自分自身の内面の声に耳を澄まして動けばいい。全編からそんな暖かさが伝わってくる。詩の表情を変える力をもつフレーズが印象的な「友だちになる」,「さようならこんにちは」,「みすめぐり」,「沈黙」などが特に心に残った。

  • うー(また遅れ気味です🙇) さん

    広い広い原っぱで広い広い愛に包まれる様な詩集。今の気持ちに1番ハマったのは【ひとりぼっち】「ひとりぼっち」はさびしいね 「ひとりぼっち」はせつないね あなたもどこかでそう思っているのかしら だとしたら「ひとりぼっち」が ふたりいるのね 「ひとりぼっち」はさむいわね 「ひとりぼっち」はなきたいね みんなもどこかでそう思っているのかしら だとしたら「ひとりぼっち」は いっぱいいるのね そう思ったら なんだかにぎやかな「ひとりぼっち」 そう思ったら なんだかあたたかい「ひとりぼっち」

  • ムフィー さん

    工藤直子さんの詩は、心地よさと、愛嬌がある。シンプルな言葉選びなのに、深みと面白さがある。「子どものころ」に、グッときて「双子の心」にう〜んそうね!と思い、「また春がきて」では泣けちゃった。

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