パンフルートになった木

巣山ひろみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784879817105
ISBN 10 : 4879817104
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32p;26

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    小学校の校庭にある1本の木。原爆で被災したカイズカイブキの木(被爆樹木)。被爆にも耐え、一度は芽吹いたがある時、寿命が来てしまう。そこでパンフルートという楽器へと生まれ変わり、小学校の子供たちの元へ。優しい絵の雰囲気がお話にピッタリでした。パンフルートはどんな音色か調べてみたら、尺八のような日本人には心に染み入るようでした。現在の被爆樹木は160本。

  • papapapapal さん

    舞台は広島。小学校の校庭で「被爆樹木」となった木が、パンフルートという笛に生まれ変わる、実話絵本。原発の中心地から約2km以内の場所で生き延び、再び芽吹いた木を「被爆樹木」と呼ぶのだそう。2020年現在、約160本が登録されている、とのこと。 校庭から子どもたちを見守り、一緒に歌うのを楽しみにしていた一本の木。戦争の理不尽さ、たくましく歌う子どもたちのこと、音楽を愛する気持ちが、この木の目線で、優しく語られる。何十年の時を越えて愛される木の、壮大な物語。

  • みつばちい さん

    学校に生えていた木が、原爆で被災しながらも生き残り長い間子どもたちを見守っていた。でも寿命がきてこのたまだと倒木の危険性が、、そこでパンフルートという笛の仲間として生まれ変わり、学校で子どもたちに奏でられるようになった。実話をこがしわさんの素敵な優しい絵で絵本化。とてもいい本でした。

  • みつばちい さん

    木の出てくる本特集をしているので、五年の授業で読んだ。原爆で被災した校庭の木が寿命を迎え、楽器として生まれ変わる実話なのだが、読み終えた後男の子が「今だと消毒しないとダメだね」といった。なんのこと?と思ったら、コロナの関係で笛の使い回しは危険、と思ったらしい。そうだよね、たしかに、、今現実として子どもたちには戦争のことよりコロナのことの方が差し迫る危機として感じられるということかな。うーん。

  • anne@灯れ松明の火 さん

    遠い方の新着棚で。予備知識なしで読み始め、戦争がテーマ(それもヒロシマ)だと気づき、驚いた。主人公は広島の小学校に植わっていたカイズカイブキの木。子どもたちを見守っていた木は被爆し、炎に包まれた。裸ん坊になった木は、それでもまた芽吹き、未来への希望となった。その木の命が終わりに近づき、木からパンフルートという楽器を作ることになる。被爆樹木は楽器になって、永遠に子どもたちを見守る……。こがしわかおりさんの優しい絵が合っている。パンフルートの音色を聞いてみたいと思い、動画を検索。優しい音色だった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品