野球の科学 解剖学、力学、統計学でプレーを分析! SBビジュアル新書

川村卓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797392692
ISBN 10 : 479739269X
フォーマット
発行年月
2021年03月
日本
追加情報
:
192p;18

内容詳細

メジャー・リーグや日本のプロ野球、高校野球の試合を観ているとき、「あのピッチャーはどうしてあんなに速い球を投げられるのだろう?」「遅い球なのになぜ打てないのだろう?」「送りバントって、本当に有効な戦術なんだろうか?」「先攻と後攻はどちらが有利なんだろう?」といった疑問をもったことはありませんか?こんな疑問に「科学的な見地」で答えたのが本書です。もちろん、野球を観るだけでなく、プレーして楽しんでいる方にも役立つ内容が満載です!

目次 : 第1章 ピッチングを科学する(速い球を投げるには?/ 「手の甲が上を向く」?「手のひらが上を向く」?/ 大きく外旋できれば内旋を加速できる範囲が広がる ほか)/ 第2章 バッティングを科学する(ホームランを打つためには?/ 木製バットは「ヒッコリー材」から「ホワイトアッシュ」へ/ 「振動節」=「バットの芯」 ほか)/ 第3章 統計で科学するセイバー・メトリクス(セイバー・メトリクスの歴史/ そのセオリーは正しいか?「得点期待値」と「得点確率」/ 送りバントは有効な戦術か? ほか)

【著者紹介】
川村卓 : 1970年生まれ。筑波大学体育系准教授。筑波大学硬式野球部監督。全日本大学野球連盟監督会運営委員、首都大学野球連盟理事・評議員。市立札幌開成高校時代には主将・外野手として1988年、夏の甲子園大会(第70回)に出場。筑波大学時代も主将として活躍。筑波大学大学院修士課程を経た後、北海道の公立高校で4年半、監督を経験。2000年12月には筑波大学硬式野球部監督に就任。2006年、秋季首都大学野球リーグ優勝を果たす。主にスポーツ選手の動作解析の研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hit4papa さん

    ピッチング、バッティングを科学的に解析し、効率が良く体に負担のかからない投げ方、打ち方を学術的に解説するものです。研究領域としてはバイオメカニクスで、自分は野球も科学もそんなに詳しくはありませんが、シロウトでもわかるようにハードルを低くしているので楽しめます。写真、図解が豊富で、ファンはもっと野球に興味を持つことができます。動作解析の今が分かる本書。スケートなど動作がパフォーマンスに影響するスポーツも、アスリートの能力向上の観点で、科学的な解析が進むのでしょうか。精神論のみの指導は後退していきますね。

  • はるわか さん

    [ピッチング]腕を速く振るには、腕が加速できる範囲を大きくすることが重要。人より肩甲骨を内転させ、胸椎を前方にずらすことができるかどうか。しっかりと指をボールにかける意識を指先に持つ。体幹の動き、横の回転と縦の回転。アメリカで主流のT&F投法(トール&フォール:)、日本で主流のD&D投法(ドロップ&ドライブ)。球速が速い投手は股関節の外転を使う。

  • ふね さん

    #18 野球におけるピッチングやバッティングの理論を人体の性質を中心に科学的に解明した一冊。難しい部分も多かったが、面白かった。一部バントの話など作戦的な話も書かれていたが、もっと作戦的な話や、守備や走塁の話も読んでみたいと思わされた。

  • 西澤 隆 さん

    例えば打球を遠くまで飛ばすためには強いバックスピンをかければいいが、そのために芯を喰わずに下にどこまでずらすか計算してもそこまで高精度では打てない。理論もバチバチ。一方で実際に野球指導の現場の人でもある筆者は「実現可能」なバランスとともに語る。セイバーメトリクス話もあるけれど主体は野球をする人の「メカニック」の話。より高効率にすれば強い力がかかるから「いいフォームでも怪我が増えることも」といった面に触れていたりするのもいい。個人的には投球時の指の上のボールの転がりとリリース時の指の曲がりが興味深かったなあ

  • ちゃみ母 さん

    なかなか難しい話だったが、面白く読めた。投手の変化球が知りたかったので、プロ野球の解説者が言っていることが多少は理解できるようになるのかな?今度は戦術の話が中心の本を読みたい。

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川村卓

1970年生まれ。筑波大学体育系准教授・博士(コーチング学)。筑波大学硬式野球部監督。日本野球学会会長、全日本大学野球連盟監督会副会長、首都大学野球連盟常務理事。札幌開成高校時代には主将・外野手として夏の甲子園大会に出場する。また筑波大学時代も主将として活躍。筑波大学大学院修士課程を経た後、北海道の

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