応挙の日記 天明八年〜寛政二年 制作と画料の記録

川崎博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784784220847
ISBN 10 : 4784220844
フォーマット
出版社
発行年月
2024年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
川?博 ,  
追加情報
:
222p;27

内容詳細

応挙の画料はいくらだったのか? 近世の京都絵師、円山応挙(1733〜95)が残した、天明八年八月一日から寛政二年九月六日までの制作の記録が、屏風に仕立てられた形で発見された。「制作日誌」とも呼べるその内容からは、注文や画料の授受といった絵師の日常的ななりわいから健康状態、人間関係、制作実態、さらには当時の二朱銀の流通状況なども読み取れ、応挙研究のみならず、経済史史料としても高い価値を有する。
大乗寺に収められる襖絵制作の状況や、天明の大火後の御造営にともなう絵画制作など、歴史的にも興味深い事象について記録される資料を、写真付きの翻刻とともに、解説を付して紹介する。

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