全地球凍結 集英社新書

川上紳一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087202090
ISBN 10 : 4087202097
フォーマット
出版社
発行年月
2003年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,203p

内容詳細

約7億年前、赤道付近も含め地球表面は完全に凍りついた。そしてこの厳寒期の後、多細胞生物の爆発的繁栄期が起こったのだ…。斬新な「全球凍結仮説」を実証する研究チームに自らも加わった著者のリポート。

【著者紹介】
川上紳一 : 1956年生まれ。岐阜大学教育学部助教授。名古屋大学理学部卒業、同大学大学院理学研究科地球科学専攻修了。地層の縞から過去の環境変動を読み取り、地球の歴史を解明するという研究活動のかたわら、高校教科書の執筆や小中学生にむけた天体観測イベントの講師をつとめるなどの活動にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺 さん

    2003年著。著者の専門は地球史。氷河堆積物が世界中に見られるという事実を説明するための仮説として「全球凍結仮説」が1992年にカーシュビング博士によって提示された。その後、あまりに大胆なこの仮説がホフマン博士によって継承され、異論反論含めて熱心な議論や研究が巻き起こった。そうした内容。しかも四、五度も起こったと言われ、約六億年前に最後の凍結が起こり、その後に多細胞生物が一挙に増加する、いわゆるカンブリア紀になる。→続く

  • 寝落ち6段 さん

    地球にはどのような歴史があったのだろうか。本書では「地球は凍結していた」という仮説がどのように展開され、その反論や現在の状況をまとめている。本書を読んだ限りの個人的な感想としては、広範囲で凍結していたことは間違いなさそうだが、地球全体が凍結していたかどうかはわからないというところだ。この凍結説から生命の誕生、絶滅と繁殖などいろいろなものに飛び火するところが大変興味深い。炭素がどう動いたかに着目するだけで科学は面白い。

  • ちぃ さん

    2003年初版。

  • 文章で飯を食う さん

    NHK特集で見てびっくり。「海はどうしてできたのか」を読んで、おもしろし。そのものズバリの「全地球凍結」を探して、大喜び。しかし、わかってないことだらけ、しかも、反対論にもきちんとスペースをさいていて、筆者がこの謎解きをおもしろがっているところが伝わってくる。しかし、生きている間に教科書が書きかわるような、スピードの速い時代と言うことか?それとも、元々、大して分かっていなかったのか。

  • 貝澤  カイザー さん

    従来の常識では、どんな寒い氷河期でも地球が完全に氷に覆われた事はなかったとされていた。しかし、かつて赤道直下に存在したと思われる氷河堆積物が発見されたことにより、にわかに「全球凍結仮説」が脚光を浴びるようになる……。 まだ定説とまでは言えない若い仮説である事に加え、全球凍結仮説を支持しつつも決して正しいと断言しない著者の筆致は、「読み物」を求める方には少し物足りないかも知れません。 しかし、抑制の効いた文章の奥には、刺激的な仮説を検証し続ける著者の隠しきれない興奮が透けて見えるような気がします。

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