基本情報
内容詳細
きだみのるはファーブルの『昆虫記』を訳し、戦中『モロッコ紀行』を書いたブライ派の学者である。雑誌「世界」に連載した『気違い部落周游紀行』は大ベストセラーとなった。嵐山は雑誌「太陽」の編集部員だった28歳のとき、77歳のきだみのると、謎の少女ミミくん(7歳)と一緒に取材で日本各地をまわった。フランス趣味と知識人への嫌悪。反国家、反警察、反左翼、反文壇で女好き。果てることのない食い意地。人間のさまざまな欲望がからみあった冒険者。きだ怪人のハテンコウな行状に隠された謎とは何か?平松洋子・南伸坊・松山巖の三氏による解説を特別収録。
目次 : 1 一枚の写真/ 2 豚アバラ肉の宴会/ 3 天より降りたった料理人/ 4 きだドンはアナキストか/ 5 どっちが親だかわからない/ 6 人間は最悪の猛獣である/ 7 七十七歳のきだドン、大船渡へ/ 8 ミミくんの入学/ 9 『子育てごっこ』とその後
【著者紹介】
嵐山光三郎 : 1942年静岡県生まれ。國學院大學卒業後、平凡社に入社。「別冊太陽」「太陽」編集長を歴任後、独立。88年『素人庖丁記』で講談社エッセイ賞、00年『芭蕉の誘惑』でJTB紀行文学大賞、06年『悪党芭蕉』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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たぬ さん
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らっそ さん
読了日:2018/11/23
まると さん
読了日:2018/11/24
みさこ さん
読了日:2019/11/25
namunamuナムちゃん さん
読了日:2019/03/28
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人物・団体紹介
嵐山光三郎
1942年、静岡県生まれ。『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞受賞。長年の薀蓄の末に到達した芭蕉像を描いた『悪党芭蕉』で、泉鏡花文化賞、読売文学賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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