ゆうゆうヨシ子さん ローボ百歳の日々

嵐山光三郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784120051753
ISBN 10 : 4120051757
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
追加情報
:
292p;20

内容詳細

百歳の母と七十五歳の不良老年、俳句で会話する親子のゆるやかな日々を描くエッセイ。

目次 : 第1章 ノブちゃんとヨシ子さんとの日々(始まったローフ・ローボとの日々/ 温泉句会―乳頭の露天の風呂や夏木立 ほか)/ 第2章 ヨシ子さん、八十代の日々(影なき夫/ プレスタウン・ストーリー ほか)/ 第3章 ヨシ子さん、九十歳の日々(七回忌の桜/ スミレの花咲く頃 ほか)/ 第4章 ヨシ子さん、百歳の誕生日(めでたい長寿祝金/ 百歳長寿 ほか)

【著者紹介】
嵐山光三郎 : 1942(昭和17)年、静岡県生まれ。平凡社『太陽』編集長を経て独立、執筆活動に専念する。88年『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。2000年『芭蕉の誘惑』で、JTB紀行文学大賞受賞。06年『悪党芭蕉』により泉鏡花文学賞、07年読売文学賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • メタボン さん

    ☆☆☆★ 俳句は認知症予防にも効果があると思う。嵐山光三郎の母「ヨシ子」さんの詠む俳句は、素朴で「ゆうゆう」とした味わいがあって良かった。そして母と息子の俳句を通じた交流がほほえましい。春の夢あの世この世の人のかげ、九十にふたつ増やして年の豆、戸を繰ればまさかまさかの雪積る、皺ふえるわが手勤労感謝せり、黙祷の一分長し終戦日、新蕎麦のあとのそば湯を待ちてをり。

  • 貧家ピー さん

    母 ヨシ子さんは62歳から句作をスタート。 俳句の念力で生きているヨシ子さんとの生活をほのぼのと綴った。夫を亡くした後や歳を重ねながら句集を作り元気を取り戻す所に、何か熱中する物を持つ大切さを感じる。 子に貰う年玉袋ごと貯むる 菅笠を目深にすすむ風の盆 九十にふたつ増やして年の豆

  • chuji さん

    久喜市立中央図書館の本。2019年3月初版。初出「温泉旅行記」(2000年12月)「おはよう!ヨシ子さん」(2008年7月)「コンセント抜いたか」週刊朝日連載をもとに構成し、大幅に加筆・修正。オイラは俳句はようわからんが、ほのぼのとした老老介護?

  • みさこ さん

    ★★★☆ 俳句が頭の体操になっている、すごいぞ!ヨシ子さん!

  • ニケ さん

    半分は読んだ。 図書館挫折本。

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人物・団体紹介

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嵐山光三郎

1942年、静岡県生まれ。作家。出版社勤務を経て執筆活動に専念する。『素人庖丁記』で講談社エッセイ賞、『芭蕉の誘惑』でJTB紀行文学大賞、『悪党芭蕉』で泉鏡花文学賞・読売文学賞を受賞

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