基本情報
内容詳細
音響バブルとは、液中に強い超音波を加えた際にできる気泡のことで、膨張・収縮を繰り返し、光や衝撃波、活性酸素を発生する。本書では、その不思議な現象を解明し、化学・生物・医学への応用例を紹介する。
目次 : 第1章 ソノケミストリー/ 第2章 超音波音場と気泡/ 第3章 音響バブルのダイナミクス/ 第4章 ソノルミネセンス/ 第5章 ソノケミストリーのための実験技術/ 第6章 化学工業への応用/ 第7章 有機合成への応用/ 第8章 無機合成への応用/ 第9章 バイオ・医学への応用/ 第10章 環境関連技術への応用
【著者紹介】
崔博坤 : 1979年東京大学大学院工学系物理工学専攻博士課程修了(工学博士)。東京大学生産技術研究所助手を経て、1989年より明治大学勤務、同大学教授。超音波物理学の研究に従事
榎本尚也 : 1989年東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程修了。日本セメント株式会社中央研究所、東京工業大学応用セラミックス研究所助手を経て、博士(工学)(東京工業大学)の学位を取得後、2000年より九州大学工学研究院に勤務。現在同大学准教授。超音波を用いたセラミックプロセシングの研究に従事
原田久志 : 1979年明星大学大学院理工学研究科化学専攻博士課程単位取得後、1987年に理学博士の学位を取得。1990年より明星大学理工学部教授。ソノケミストリー・光触媒の研究に従事
興津健二 : 1997年大阪府立大学大学院工学研究科応用化学専攻博士後期課程修了(博士(工学))。長崎大学工学部助手などを経て、2003年より大阪府立大学勤務、現在同大学准教授。有機物の超音波分解やナノ粒子創製の研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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