原爆詩集 平和文庫

峠三吉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784284800792
ISBN 10 : 4284800795
フォーマット
発行年月
2010年07月
日本
追加情報
:
165p;19

内容詳細

ヒロシマ、ナガサキ、沖縄…。今語り継ぎ、子どもにつたえる、戦争の悲劇と平和への祈り。詩人・峠三吉による、全ての人間を愛する人たちへの贈り物であると同時に、戦争へと向かう時代と人々への警告の書。

【著者紹介】
峠三吉 : 詩人。大正6年(1917)2月19日〜昭和28年(1953)3月10日。大阪に父嘉一、母ステの五人兄弟の末子(三男)として生まれる。大正12年広島市の小学校に入学、一四歳の頃より詩をつくり始める。一八歳で広島県立商業学校卒業後、肺結核と診断され、ほとんど寝たきり生活となり、病床で詩、短歌、俳句をつくり、新聞・雑誌に投稿。昭和17年(1942)キリスト教の洗礼をうける。20年8月6日に原爆被災。原爆の後遺症に苦しみながら、詩作活動、文化活動をつづける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • shiho♪ さん

    先日読んだYA本『ある晴れた夏の朝』(小手鞠るい 著)に峠三吉の『八月六日』が紹介されていた。勤務校にこの平和文庫シリーズがあったのですぐ手に取る。 原爆投下直後の広島の様子。三吉の詩は言葉だけで悲惨な状況がありありと伝わる。映像でも写真でもないのに、こんなにおぞましく、頭がクラクラするのは初めてだ。原爆で人間が人間でなくなった時はこんな有り様なのか、と。どの人もさっきまで普通に起き、家族と朝ごはんを食べ、満員電車に揺られ仕事に学校に向かっていたのに。二度と過ちを繰り返さないよう胸に刻んでおきたい。

  • Yuko Kimura さん

    広島原爆の日、自らに刻み直す為に読んだ。今日もどこかの持たざる国で原子力発電所が建設される。資源を握る大国の脅威から逃れるためなのに、原発の事故処理には20兆円以上かかっている記録がある(ウクライナ報告書)。持たざる国は、逃れるつもりが、自国を貧困に向かわせているのではないか?なぜ我が国は、それを助長し原発建設を受注するのだろうか?原爆も原発事故も経験したのに、なぜ苦しむ人々の声が政策変更に至らないのだろう?他国は、原爆反対を訴えながら原発を作り続けるそんな日本の二面性をどう思うのだろう?

  • えいとうっど さん

    極めて個人的なお気に入り度合い:★★★★☆4点

  • そーすけ さん

    234*有名な「ちちをかえせ」で始まる詩が「序」として掲載されている。核の推進者に対する「人間の皮を被った豚」という痛烈な表現。

  • Mc6ρ助 さん

    言葉の持つその表現力に改めて感嘆する。

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峠三吉

詩人。大正6年(1917)2月19日〜昭和28年(1953)3月10日。大阪に父嘉一、母ステの五人兄弟の末子(三男)として生まれる。大正12年広島市の小学校に入学、一四歳の頃より詩をつくり始める。一八歳で広島県立商業学校卒業後、肺結核と診断され、ほとんど寝たきり生活となり、病床で詩、短歌、俳句をつく

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