脳の寿命を決めるグリア細胞 実は、思考・記憶・感情…を司る陰の立役者だった 青春新書INTELLIGENCE

岩立康男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784413046374
ISBN 10 : 4413046374
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
追加情報
:
204p;18

内容詳細

なぜ、脳トレだけでは認知症を防げないのか?現役脳神経外科医が教える新しい“脳の守り方”。

目次 : 第1章 脳はグリア細胞から老化する/ 第2章 脳ニューロンだけでは働けない/ 第3章 アストロサイト―脳を陰で支配する/ 第4章 オリゴデンドロサイト―ニューロンの命運を握る/ 第5章 マイクログリア―脳内環境を整える/ 第6章 神経幹細胞―グリア細胞・ニューロンに分化する/ 第7章 集中系と分散系―脳の2つのネットワークを上手に使いこなす/ 第8章 間違った脳の使い方が、老化を加速させる/ 第9章 精神的ストレスから脳を守る技術/ 第10章 グリア細胞から見た覚醒と睡眠/ 第11章 グリア細胞を護ることは、脳を守ること

【著者紹介】
岩立康男 : 1957年東京生まれ。千葉大学医学部卒業後、脳神経外科の臨床と研究を行う。主に、脳腫瘍の手術と、グリア細胞が腫瘍化した「グリオーマ」の研究を行い、その悪性化の分子機序、免疫学的治療と腫瘍微小環境の変化などに関する論文多数。正常グリア細胞がグリオーマの進展を抑えていることに着目し、治療に応用してきた。2016年から千葉大学脳神経外科学教授。2017年には、グリオーマ細胞の治療抵抗性獲得に関する論文で米国脳神経外科学会(Congress of Neurological Surgeons)の腫瘍部門年間最高賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 紅花 さん

    グリア細胞についての本。アミロイドβが蓄積してニューロンが死滅してい根底にはグリア細胞がなくなっていくから。そのグリア細胞やニューロンを守るにはどうしたらいいのか?結局バランスよく脳を使うことなんだろうけど、では実際となると難しいかな?でもグリア細胞がどんな働きをするのか?なぜグリア細胞が死滅しやすいのか?がよくわかる本だった。

  • Go Extreme さん

    脳はグリア細胞から老化する: 臓器としての脳が持つ2つの特徴 脳はニューロンだけでは働けない: ニューロンの働きを決めているグリア細胞 グリア細胞が作る絶縁物質「ミェリン鞘」 アストロサイト〜脳を陰で支配する〜 オリゴデンドロサイト〜ニューロンの命運を握る〜 マイクログリア〜脳内環境を整える〜 神経幹細胞〜グリア細胞・ニューロンに分化する〜 集中系と分散系〜脳の2つのネットワークを上手に使いこなす〜 間違った脳の使い方が、老化を加速させる 精神的ストレスから脳を守る技術 グリア細胞を護ることは脳を守ること

  • ray さん

    ☆5 喜怒哀楽の回路は3歳ころに完成。しつけの働き・我慢は8歳ころ。3歳までは思いきりかわいがり、しつけは8歳までに考えればよい。この時期に十分喜んでおかないと、その後の人生で喜びを感じることが弱くなる。思いきり甘えた子どもでなければ、自立は難しくなる。ぼーっとする時に重要な働きをする分散系。ただし過活動ではうつの可能性。集中することで予防。ゲームに没頭など有効。ストレスから守る。好きなことに熱中が最適。記憶の定着は睡眠時。適度な運動の重要性。認知機能低下が始まっても、脳のためにまだやれることはある。

  • kuroarizuka さん

    耳読。脳に存在する細胞はニューロンとグリア細胞の2種類に分かれ、ニューロンは興奮性と抑制性、グリア細胞はアストロサイト、オリゴデンドロサイト、マイクログリアの3種類に分かれる。このうち従来は重要さが見過ごされていたグリア細胞の役割にスポットライトを当てて解説するのがこの本だ。アストロサイトはニューロンの働きをサポートする。オリゴデンドロサイトはミエリン鞘を作ることによってニューロンの寿命に直接的な影響を及ぼす。マイクログリアは不要になったニューロンを除去する。

  • mamaou さん

    正直にいうと、読んだものの、私には難しくて、ふーん。脳ってすごいと思う以外の感想が思いつかない。不謹慎だとおもわれるかもだけど、本に登場する3つのグリア細胞、アストロサイト オリゴデンドロサイト、マイクログリアが、ファンタジーアニメででてきそうな名前だと思ったとたん、もう、その発想がはなれなくて、勝手に人物像に置き換えて読んだので読み終えることはできたんだけど。

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岩立康男

1957年東京都生まれ。千葉大学脳神経外科学元教授、現在は東千葉メディカルセンター・センター長。千葉大学医学部卒業後、脳神経外科の臨床と研究を行う。脳腫瘍の治療法や脳細胞ネットワークなどに関する論文多数。2017年には、脳腫瘍細胞の治療抵抗性獲得に関する論文で米国脳神経外科学会の腫瘍部門年間最高賞を

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