九十六年なんて、あっと言う間でございます 高松宮宣仁親王妃喜久子殿下との思い出

岩崎藤子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784639020233
ISBN 10 : 4639020236
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,180p 図版14p

内容詳細

高松宮宜仁親王妃喜久子殿下との思い出を綴った、著者の4/5世紀の物語。学習院の良き時代に学んだ者にしかできない、素晴らしい「主従」でありながら「親友」でもあるという、極上の生き様が全編に流れている。

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読書メーターレビュー

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  • ぼちぼちいこか さん

    著者は高松宮妃喜久子様の女子学習院時代からのご学友である。本当は親友と言えばピッタリするのだが、皇族の方と庶民は一線を画さなければならない。喜久子妃は徳川慶喜の孫、著者の岩崎藤子さんは大久保利通の孫。世が世なら別世界に暮らしていたはず。とにかく高松宮妃の行動力は祖父ゆずりなのだろうか。支えてきた岩崎さんも素晴らしい方であった。癌の撲滅の為に半生を捧げた方たちであった。

  • sasha さん

    久し振りにとっても美しい日本語を読んだわ。高松宮宣仁親王妃喜久子殿下と女子学習院で同級であり、卒業後も親交のあった著者が妃殿下との思い出、自身の家族のことを綴ったエッセイ。少々お転婆で、まっすぐで、お茶目さんでもあったのね、喜久子妃殿下は。著者は自身を一般家庭出身というけれど、母方の祖父は大久保利通、伯父は牧野伸顕、家には執事や書生さんがいて、ご家族それぞれに女中さんがいたなんて十分に上流階級だと庶民の私は思うんだ。徳川の姫君様と著者の、程よい距離で長いお付き合いは素敵だと思うわ。

  • さればいや さん

    不眠症だったころ、自分で音読録音し、美しい日本語・品ある日本語を勉強しながらイヤホンで聞いていました。今も音楽プレイヤーに残してあるほど日本語のお手本。お父様のお名前が「ドラマ坂の上の雲」に出たときびっくりしてしまいました。妃殿下とのほほえましくユーモラスなおやりとりが新鮮、憧れ。

  • よくこ さん

    通勤の友 面白かった

  • あおい さん

    こういう日本語を話せるようになりたいと思わせられました、音読でもすれば少しは身につくかしら、、、

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