みつえばあちゃんとボク

岡野雄一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784816709111
ISBN 10 : 4816709118
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
追加情報
:
201p;19

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読書メーターレビュー

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  • ぱんにゃー さん

    【ボケたらボケたで♪】 2016年のお正月も おばあちゃん家に大集合しています。 孫のおばあちゃんへの対応は見習うことがいっぱいあります。 要介護でもボケても 「生きてるだけで丸儲け」(^ω^) /今年も老いや病気や障害の本を、たくさん読ませて頂くと思います(いろいろあるもんで)。今のところの結論は、「家族は笑顔でいるのがいい♪」です。 お気軽に♪

  • 山上徹也そっくりおじさん・寺 さん

    岡野雄一の『ペコロスの母』シリーズのひとつ。西日本新聞に連載された漫画で、岡野さんの息子まーくんと、お馴染みみつえばあちゃんの交流の中でふと生まれるユーモアとファンタジー。思えば家庭漫画と老人&孫の相性は良い。『フクちゃん』『コボちゃん』『ちびまる子ちゃん』etc…『サザエさん』もそうかも。しかしペコロスシリーズには裏側に人生の哀感があり、時に切ない。みつえばあちゃんの認知症の症状に従うかのように、過去と未来が交差し、それが自然である。空想は時に現実から真実のエッセンスを抽出する。猫が可愛い。人も可愛い。

  • 美登利 さん

    これも、岡野さんの他の本同様に、人前で読んだらダメですね。ペコロスには大人として出ていたまさきくん(お孫さん)とみつえばあちゃんの回想シーンの温かいこと。長崎の坂の多い町並みと、じいちゃん、お友達のみどりさん、ちーこちゃん。みんなとても愛おしく春のポカポカさを感じます。それだけではなく、震災後に描かれた作品で有り瓦礫や、長崎の原爆をも題材にしてあります子供の目線から観た絵本のような世界と、お年寄りから観た世界は違っているようで、ちゃんとクロスしてるんですよね。忘れていた何かを思い出させてくれる一冊です。

  • ぶんこ さん

    ペコロスさんの子供マー君とみつえおばあちゃんとの生活の断片には、長崎の風物詩が重なってしみじみしました。ランタン祭りやペーロン、坂道からの港の風景。長崎に行って坂段で地域猫とも仲良くしたい。そんなふうに、みつえおばあちゃんとマー君のお隣に座っている夢をみたい。色々と忘れていく事が恐怖なのですが、ペコロスさんの本を読むたびに、むやみに恐れないで、静かに受け止めようと思えてきます。

  • しゅわ さん

    【図書館】「ペコロスの…」の岡野さん最新刊。東京からお父さんの故郷・長崎に引っ越してきた小学生のまーくん。階段の途中に腰かけておばあちゃんと話しながらま真っ青な空を見上げる…そんな日常の何でもないけど幸せな1コマを切り取って集めた一冊です。本格的に記憶の断舎利(←良い表現です)を始める前のみつえおばあちゃんの姿に胸が熱くなります。強いばあちゃんも勝てない“ヨルトシナミ”や“ハル”を連れてくる“サンカンシオン”を子供達が妄想するエピソードが好きです♪

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岡野雄一

漫画家、自称シンガーソングライター。1950年長崎市生まれ。40歳で長崎にUターンし、「ちょいぼけ」が始まった母みつえさんとの日々を、長崎のタウン誌に描き始める。2012年に『ペコロスの母に会いに行く』(西日本新聞社)を刊行。同作で第42回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞し、25万部を超えるベストセラー

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