渡辺省亭 花鳥画の孤高なる輝き

岡部昌幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784808710767
ISBN 10 : 4808710765
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
95p;26

内容詳細

よみがえる抒情と洗練―歴史のはざまに埋もれた幻の大画家の新たな伝説が始まる。

目次 : Sei Watanabe 海外を魅了した最初の「日本画家」/ よみがえる抒情と洗練―新しき美の地平を拓く/ 特集1 迎賓館赤坂離宮七宝額下絵/ 特集2 省亭の木版世界/ 対談 いま最も評価されるべき画家、省亭を語る(山下裕二×野地耕一郎)/ 評伝 渡辺省亭の生涯/ 日本美術史における省亭の位置づけと今後の課題

【著者紹介】
岡部昌幸 : 帝京大学文学部史学科教授、美術史家。西洋美術および日本近代美術を研究。リヴィジョニズム(美術史の修正主義)、グローバル・アート・ヒストリーの視点から無名の美術家の歴史的発掘と再評価にも取り組んでいる

植田彩芳子 : 京都文化博物館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 旅するランナー さん

    東京・愛知・静岡を巡回する展覧会に行けなかったので、この画集で我慢です。繊細な描線と、艶やかな色彩が魅力的な花鳥図。ついに評価される時代が来たのかな。

  • 榊原 香織 さん

    この間展示会観てきたので。 こんなすごい画家が忘れられてた、ってどういうこと⁈ 鳥も花も素晴らしい。 ドガも感嘆。 フランス・ジャポニズムに直接影響与えたのはこの省亭(せいてい)だ。 息子さんは俳人(絵画的作風) 父の作った借金返済に追われる。

  • 美幸 さん

    凄いなぁ✨素晴らしいとしか言いようがない。明治の職人気質ってどうなってるんだ。。。返すがえすも展覧会に行けなかったのが残念でたまりません。コロナめーーーっ!

  • くれは さん

    省亭がパリ万博に作品を出品したちょうど半世紀ほど前の1827年に、オーデュボンの手による「アメリカの鳥類」という博物図譜が出版された。これは博物図譜としては初めて、画家が剥製ではなく「生きた個体」を実際に観察して描いたもので、その活き活きとした描写に読者は息を呑んだらしい。西洋美術は「生き物のしぐさ」なんかにほとんど興味がなかったから、例えば北斎の描く動植物の動きの表情にビックリしたわけで……もし明治維新がもう少し早く起きて、省亭が50年早く生まれていたら、世界に名を残す画家になっていただろうと思う。

  • Sosseki さん

    渡辺省亭の名も作品も2021年東京芸術大学の絵画展の広告で初めて知った。一目惚れ。今まで聞いたことも見たこともなかった(?)のは、目ぼしい作品が海外に流出し、美術展を開くのにも高額過ぎたとか、美術界で干されたとか説明されていたが、それでも不思議だ。

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人物・団体紹介

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岡部昌幸

1957年横浜生まれ。早稲田大学第一文学部美術史専攻、同大学院で学ぶ。現在、帝京大学名誉教授。群馬県立近代美術館特別館長。西洋と日本の近世近代美術を専攻。特にアメリカ美術、アール・ヌーヴォー、アール・デコなど装飾美術、ジャポニスム、写真史などを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていた

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