世界史の誕生 モンゴルの発展と伝統 ちくま文庫

岡田英弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480035042
ISBN 10 : 4480035044
フォーマット
出版社
発行年月
1999年08月
日本
追加情報
:
15cm,286p

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読書メーターレビュー

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  • シタン さん

    歴史は文化。二人の天才が作った。ヘロドトス『ヒストリアイ』から始まる地中海文明の対決の歴史と、司馬遷『史記』に端を発する中国文明の伝統の歴史である。それ以外はいずれかの借り物に過ぎない。この二つはまったく別個に存在していた。もし世界史というものがあるとすれば、それが誕生したのはモンゴル帝国の成立以後とみるべきである。 めちゃくちゃ胡散臭いが面白い。

  • coolflat さん

    歴史を持つ二大文明である地中海=西ヨーロッパ文明と中国文明は、それぞれ前5世紀と前2世紀末に固有の歴史を産み出してから、12世紀に至るまで、それぞれの地域でそれぞれの枠組みを持った歴史を書き続けていた。それが13世紀のモンゴル帝国の出現によって、中国文明はモンゴル文明にのみ込まれてしまい、そのモンゴル文明は西に広がって、地中海=西ヨーロッパ文明と直結することになった。これによって、二つの歴史文化は初めて接触し、全ユーラシア大陸をおおう世界史が初めて可能になった。

  • かんがく さん

    大学時代に買って積んでいた本。旧来の中国やローマなどの大国を中心にした史観を乗り越えたいという志向は現在の歴史総合にも繋がるが、その対立軸として遊牧民をもってきただけに過ぎないように感じた。ところどころ論理展開が雑か?

  • shamrock さん

    これは最高だ。世界史を俯瞰するのにこんな方法を提唱した著者は天才だと思う。著者の奥方(宮脇淳子)の著書にもこの方向性が活きている。最初にこれを読むべきだった。

  • fseigojp さん

    岡田先生のエッセンス

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人物・団体紹介

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岡田英弘

1931年、東京生まれ。専攻は中国史、満洲史、モンゴル史、日本古代史。1953年、東京大学文学部東洋史学科卒業。1957年、『満文老档』の研究により日本学士院賞を受賞。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、東京外国語大学名誉教授。モンゴル史・満洲史を出発点に、中国史、日本史をはじめ

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