キリストの身体 血と肉と愛の傷 中公新書

岡田温司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121019981
ISBN 10 : 4121019989
フォーマット
出版社
発行年月
2009年05月
日本
追加情報
:
18cm,278p

内容詳細

西洋の人々の宗教観、アイデンティティ、愛と性についての考え方さえも根底で規定してきたキリストの身体を巡るイメージ。図像の創造・享受を巡る感受性と思考法を鮮烈に読み解く、キリスト教図像学三部作完結篇。

【著者紹介】
岡田温司 : 1954年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学大学院教授。著書に『モランディとその時代』(吉田秀和賞受賞)、『フロイトのイタリア』(読売文学賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヤギ郎 さん

    聖書読解というよりも、絵画読解、図像学に近い内容。といっても、図像の読解をするにあたり、しっかりと聖書のテキストにも触れているので読みごたえがある。キリスト絵画の知識、イエス・キリストにまつわる薀蓄が収められているので、宗教画を見に行く機会があれば、一読するとよい一冊だと思う。

  • 蛸 さん

    「キリストの身体」というイメージ(視覚的なものからテキストにおけるものまで)を出発点に、そこに反映された西洋の精神を考察する一冊。身体を精神と対比させ、前者に価値を置かなかったキリスト教がいかにして教祖の身体を表象してきたのか。著者の論は(いつものことながら)射程が広く、あるイメージが形成される背景となった複雑な社会的、政治的、思想的背景を解きほぐす手腕からは美学という学問が持つ「自由さ」が感じられる。。個人的には、フレイザーの「キリストの受難」に関する「異説」がとても印象的だった。

  • 左手爆弾 さん

    キリスト教といえば、偶像崇拝を禁じており、肉欲に対して禁欲的というイメージがある。しかし、やはり多くの人間をキリストに向き合わせるために、伝統的に身体や顔を教義の中で用いてきた。痛めつけられたキリストの身体、聖体拝領によって食べられるキリストの身体は、神が身体を持つことの本質的な理由を教えてくれる。神は人間とともに苦しむために受肉し、地上に降りてきた。ロゴスとしてのキリストだけでなく、身体を持ったキリストこそが信仰にとって大きな意味を持つ。図像解釈なども多く行われているので、楽しく読める。

  • utataneneko さん

    キリスト教にとって重要なのは目に見えるものではなく霊魂や精神性…とはいっても、やはり信仰生活を続けていくためには目に見える「とっかかり」がないと、なかなか難しいのだろう。というわけで現在に至るまで、キリストに関するありとあらゆる種類の図像が存在する。年を取って威厳にあふれるキリストがいる一方、美少年のような姿、受難のむごたらしい姿…。キリストと一体になりたいがためにその傷までも我が身に受けたいと考える、いにしえの信者たちのそんな切実な思いがさまざまな図像から伝わってきた。

  • 瀬々 さん

    「キリストは美しかったのか、醜かったのか?」という内容が一番面白かったです。宗教関連の本なのでタイトルも精神的な隠喩だろうと思っていたら、直球だったので驚きました。確かにキリストの美醜は気にしたことがなく、一般的なイメージで私も接していたのでとても興味深い一冊でした。

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人物・団体紹介

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岡田温司

1954年、広島県三原市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退、現在、京都大学人間・環境学研究科教授。専門は西洋美術史、イタリア思想、美学。精神分析理論の祖であるフロイトに見られるイタリアの影響を読む『フロイトのイタリア』(読売文学賞)などの著書が示すように、その研究は独創的で広い。イタリア現

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