岡田淳(児童文学作家)

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ヤマダさんの庭

岡田淳(児童文学作家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784776404125
ISBN 10 : 4776404125
フォーマット
出版社
発行年月
2010年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
岡田淳 ,  
追加情報
:
27cm,32p

内容詳細

ヤマダさんは気がつくとひとりぼっちだった。自分の家に庭があることを発見し、散歩してみると…。孤独な毎日を送るヤマダさんが、忘れていた遠い日。不思議に満ちた庭で、自分に巡り合う異色のファンタジー。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のっち♬ さん

    孤独な日々を送るヤマダさんが不思議な庭で遠い日を思い返すファンタジー。小学校の図工教員として定年を目前に控えた作者がある朝見た夢が題材。庭で出会う人や場面は昔ヤマダさんが好きだった本の登場人物や友達や夢で、失われたのではなく眠っていたのだった。彼はすることが見つかり充実した人生を送るという締めは子どもよりも大人の方にこそ響きそうであるが、作者は特定の年齢層を狙ったつもりはないらしい。『子どもの頃に大好きだった絵本や物語、友達、夢、そういうものは、ずっとぼくたちの人生を支え、応援し続けてくれると思うのです』

  • anne@灯れ松明の火 さん

    『あのとき、この本』ご紹介。夢で見た絵本を、思い出してつくったのだそうだ。「夢から生まれた、子どもの頃の自分と『夢』に再会する物語」。「ヤマダさん」という名前のおじさんが主人公で、地味な話かなあ?と思うが、全然そんなことはない♪ いきなり人魚が出てきたり、コマ割りした漫画のようなページもあったりで、楽しかった。さすが岡田淳さん! 多分、子どもよりも大人が喜ぶ本。

  • みさどん さん

    ヤマダさんが、そうだった!〇○してた!と思いだすことが突拍子もない。人魚が出てきたり、相手がライオンだったり、はるか昔のことだったり・・。物事が解決していくと全て丸く収まるのがいい。子どもには、忘れてたのが変ってなる奇妙な話だろうけれど、大人には収束していくおもしろさが残る。大人向けって言っていいかも。

  • ごんたろう さん

    ヤマダさんは孤独。ある日、自宅に庭があることに気づく。庭に出ると人魚ルルがいた。昔、助けたことも、遊んだこともある。記憶を思い出す。昔の縁のある人々と再会する。ライオンはヤマダさんに昔のお礼を言う。物語と現実が混同する。昔やりかけていたことや、やりたかったことを思い出す。おそらく本書は、病床にあってまもなく死を迎える人が、忘れていた記憶をたどる話であろう。人は自分が思うほどには孤独ではない。様々な思いを抱いて生きてきた。きれいに完結して死を迎える人はいない。皆、中途半端なところで終える。なぜか泣けてくる。

  • けいねこ さん

    ヤマダさんとふしぎな庭のお話。その庭はヤマダさんの封じられた記憶そのもので、ヤマダさん自身、本当は人ではない存在のように思える。停まっていたなにかが動き出す。世界が変わる予感がする。

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