岡田淳(児童文学作家)

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はじまりの樹の神話 こそあどの森の物語

岡田淳(児童文学作家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784652006160
ISBN 10 : 4652006160
フォーマット
出版社
発行年月
2001年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
岡田淳 ,  
追加情報
:
22cm,304p

内容詳細

ふしぎなキツネに導かれ、なぞの少女ハシバミを助けだしたスキッパー。森に巨きな樹があらわれる夜、「神話」と現実が交錯する…。太古から来た少女をめぐるファンタジー。

【著者紹介】
岡田淳 : 1947年兵庫県に生まれる。神戸大学教育学部美術科を卒業。西宮市内で教師をつとめる。1981年『放課後の時間割』で日本児童文学者協会新人賞。1984年『雨やどりはすべり台の下で』サンケイ児童出版文化賞。1987年『学校ウサギをつかまえろ』で日本児童文学者協会賞。1988年『扉のむこうの物語』で赤い鳥文学賞。1991年『星モグラサンジの伝説』でサンケイ児童出版文化賞推薦。1995年『こそあどの森の物語』1〜3の三作品で野間児童文芸賞。1998年『こそあどの森の物語』1〜3の三作品が国際アンデルセン賞オナーリストに選定される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    登録のずっと前に、「こそあど」を読んでいたことがあった。何巻まで読んだかも忘れているので、とりあえず第6巻から再開。現代?を生きる森の住人たちが、古い神話世界に関わっていくが、ラスト5分の1ほどで話の仕掛けに気がついた。しかしラスト寸前に、話は急展開して、解決の見えない波乱が! ……すばらしい話でした。ホタルとハシバミに、続編でも会いたいと思う。

  • くぅ さん

    こそあどの森でこれが一番好きかも!序盤はみんなの言葉のキャッチボールが楽しくてクスクスニタニタしながら読んだし、しっぽが光る彼がまた素敵。時空を越えるとかも萌えます♡そしてトマトさんが今までで一番可愛らしかったんですけど!!急にちょっとトマトさん派になりつつありますよ、私(๑´罒`๑)そして肝心のストーリーも、最後がもう感動だよ!たまたま思いやりでページを開きっぱなしにしていたり、それをまたたまたま読んで…偶然が偶然を呼ぶこのクライマックスはなんだ!です。いつかまた戻ってこないかな〜

  • 蒼伊 さん

    再読。この巻はこそあどの森シリーズの中でも一番考えさせられるお話だと思います。ホタルギツネもハシバミも、こそあどの森のみんなに大切なものを教えてくれました。

  • ひめか* さん

    シリーズの中で唯一小学生の時購入した本だったので、一番たくさん読んでいる。竜にいけにえにされる予定だったハシバミが、昔の世界から時を超えてこそあどの森へやってくる、という壮大なファンタジー。ハシバミはこの世界のことを知らないので、スキッパーたちが教えてあげる。シャイなスキッパーにちょっとした嫉妬心が芽生えてるのが可愛い笑。トワイエさんの家にある「はじまりの樹の神話」と繋がっているのではないかとわかった時、ドキドキワクワクした。逃げたから多くのことを学べた。ときには逃げることも必要。スミレさんの名言👏🏻

  • カール さん

    今まで読んできたこそあどの森シリーズの中で、1番スケールの大きなお話でした。スミレさんが、逃げたことを後悔しているハシバミに、「あのとき逃げたから、多くのことを学べたのじゃないの?ときには逃げることも必要なのよ。これからだってそうよ。逃げてもいいのよ」と話す場面がとても印象に残りました。いつかまた、ホタルギツネはこそあどの森に戻ってくるのかな。

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