駅から徒歩138億年

岡田悠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863114616
ISBN 10 : 4863114613
フォーマット
発行年月
2025年10月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

ウェブ記事累計1300万PVを超えるライター岡田悠の最新作は、多摩川を河口から源流まで散歩した道程と思考の記録「川歩記」と、果てなき好奇心が場所と時間を飛び越えていく不思議でやさしい10編の日常旅エッセイ。
全長138kmの多摩川を少しずつ歩きながら、これまでの旅を思い出す。古いカーナビの案内で歩いたり、17年前に2秒見えた海を探したり、学生時代に住んでいた寮に泊まったり??それは、空間の移動と時間の移動を組み合わせることによって生まれる、「自分だけの旅」だった。

【著者紹介】
岡田悠 : 1988年兵庫県生まれ。文筆家。ウェブメディア「オモコロ」等で記事を執筆し好評を博す。旅行や散歩、観察や検証が好き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のっち さん

    ☆☆☆★ 初読みの著者の方でしたがオモコロのライターさんなんですね。本書は多摩川の河口から源流までの138qを、宇宙の歴史である138億年に見立て、分割して徒歩で歩き抜く「川歩記」を軸に、まるで「探偵!ナイトスクープ」の依頼かのような、SNSで見つかった親戚を家系図で辿る話や、17年前に2秒だけ見た海を探しに行く話、または古いカーナビを連れて散歩に出かける話などのエッセイも交えつつ、旅と時の流れに想いを馳せる内容となっている。とても良い読み心地だったので、著者の他の作品も読んでみたい。旅って、ええなぁ。

  • taro035212 さん

    いいタイミングでいいものを読んだ。哲学なのか?独り言なのか?ただこちらは嫉妬だけ。

  • きいち さん

    個人的には子どもの道草の話が好きだった。確かに自分もやっていた。小学生時分は「近道!」と声高に言いながら意気揚々と歩いていたが、今となってはただの遠回り。ただ焼畑中の草木が燃える匂いを感じると、当時の"近道"を思い出す。そういう記憶を辿りながら近所を歩くのもいいかもしれない。あと、ドーミーインに泊まりたい…笑

  • らすた さん

    思わぬ拾い物の面白い本でした😊 柱の多摩川歩きだけでなく、横道の旅エッセイと旅のしかた、どれも秀逸なアイディアと共感できる感性です。 特に昔の寮に泊まるのは、すごく気持ちがわかりました。古いカーナビで歩くのもなるほど!です。 多摩川水源の水干は2年くらい前に沢登りで行きました。懐かしいですね〜😊

  • モンツンラ さん

    買ってよかった。結構面白い。著者の他の本も読みたい

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岡田悠

1988年兵庫県生まれ。文筆家。ウェブメディア「オモコロ」等で記事を執筆し好評を博す。旅行や散歩、観察や検証が好き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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