世界一孤独な日本のオジサン 角川新書

岡本純子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040821887
ISBN 10 : 4040821882
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
224p;18

内容詳細

日本のオジサンは世界で一番孤独―。人々の精神や肉体を蝕む「孤独」はこの国の最も深刻な病の一つとなった。現状やその背景を探りつつ、大きな原因である「コミュ力の“貧困”」への対策を紹介する。

目次 : 序章 最も危険なリスクファクター―それは「孤独」/ 第1章 孤独なオジサンたち/ 第2章 孤独は「死に至る病」/ 第3章 孤独の犠牲になりやすいオジサン/ 第4章 オジサンたちのコミュ力の“貧困”/ 第5章 孤独の処方箋/ 第6章 孤独にならないために

【著者紹介】
岡本純子 : コミュニケーション・ストラテジスト、「オジサン」(の孤独)研究家。企業やビジネスプロフェッショナルの「コミュ力」強化を支援するスペシャリスト。グローバルな最先端ノウハウやスキルをもとにしたリーダーシップ人材育成・研修、企業PRのコンサルティングを手がける。これまでに1000人近い社長、企業幹部のプレゼン・スピーチなどのコミュニケーションコーチングを手がけ、「オジサン」観察に励む。その経験をもとに、「オジサン」の「コミュ力」改善や「孤独にならない生き方」探求をライフワークとする。読売新聞経済部記者、株式会社電通パブリックリレーションズコンサルタントを経て、株式会社グローコム代表取締役社長。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、英ケンブリッジ大学大学院国際関係学修士、元・米MIT(マサチューセッツ工科大学)比較メディア学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    序章で最も危険なリスクファクター、それは孤独と書かれていた。読んでいくうちに見に覚えがある、自分だ!でも孤独の捉え方か決めつけ敵であまり納得できなかった。孤立と孤独を混同している気もするしなにより年をとってのつながりがそんなにたいしたものか。ひとりで読書しようが映画を見ようが海へ行って寝転ぼうがいいではないか。本を読むなんてみんなでガヤガヤと読むものでもないし結局はひとり。孤独をそんなに気にするほうが危険なリスクファクターだよ。

  • ゼロ さん

    日本だけではなく、世界的に人々の精神や肉体を蝕む「孤独」は、最も深刻な病の一つとなっている。おじさんが「孤独」になっている要因は、会社というムラ社会があり、終身雇用・長時間労働・低賃金・閉塞的な企業文化などの背景が一つある。またおじさんの「孤独」は、結婚しているから解決する話ではないところが目から鱗だった。男性は「妻」に依存している確率が高く、先立たれてしまうと、そのまま誰も頼りにする人がいなくなり、「孤独」になる。女性は、ママ友や習いごとのコミュニティに入る外交性がある。今が大丈夫ではなく、10年後を。

  • akihiko810/アカウント移行中 さん

    世界で問題となっている、「男性の孤独」を論じる。印象度B+  自分は友人もいて孤独ではないのだが、興味あって読んだ。そりゃ、趣味もない、コミュニケーション能力もない、自慢しかしない、みたいな「(侮蔑的な意味での)おじさん」にかまいたい奴なんかおらんだろうし、こういうおじさんが幸福なわけあるまい。その点では新規性には欠けている(特に前半部)。 ただ、<男性個人のコミュニケーション能力のなさ>と、「会社に囲って仕事しかしてこない」「第三の場がない」と<社会コミュニティのなさ>の双方の指摘があるのは面白い。

  • おかむら さん

    うちのダンナも「孤独なオジサン」ぽいので読んでみた。世界との比較や男女のコミュ能力の差なんかをパワポ使ってプレゼンしてるみたいな内容でだんだん退屈に。男女問わず元々あんまり社交的でないタイプの人にに急に老後に友だち作れって言われてもなー、かえって苦痛だよなと思ったよ。最後に理想のオジサン像は「マイインターン」のロバートデニーロだって書いてあったけど、そりゃそうだけどさー、あれはデニーロだからなー。

  • のんぴ さん

    孤独が健康を蝕むと警鐘を鳴らす。人間は社会的動物なので人とのつながりが幸福感を増す。誰でも疎んじられるのは嫌だし、ボッチと思われるのはスティグマになる。個人の健康度を増すことが医療費削減にもつながるので、公共個で対策を講じないといけない。地域で趣味や得意を生かした活動をしたり、普段から挨拶、褒める、相手に関心を持ちよく聞く、笑顔、感謝を心がける。孤独なのはオジサンだけじゃない。楽しみ、時間、エネルギーを個人消費にあてることを追求し、可能にした資本主義、効率主義、物質主義。

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岡本純子

コミュニケーション戦略研究家/エグゼクティブ・スピーチコーチ/株式会社グローコム代表取締役社長。「世界最高の話し方」を教える「伝説の家庭教師」。もともと自信がなく、人見知りだった自分を変えようと、米ニューヨークでコミュニケーションの科学的知見やトレーニングメソッドを学び、独自のコミュ力改造メソッドを

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